洋楽まとめ recommend 女性アーティスト 洋楽

人気の洋楽おすすめ女性アーティスト特集

今回は人気の洋楽女性アーティスト特集です。

「これから洋楽も聴いてみたい」って思ってる洋楽入門者にもオススメです。補足情報も入れておきました。

前半はいま最も勢いのあるアーティスト、中盤はここ10年ほどで人気を確立したアーティスト、後半は活躍したのは昔だけど今でも影響力のあるレジェンド級という三部構成にしています。

洋楽の女性アーティストを知りたい方は是非見ていってください。それぞれ代表曲を1〜2曲ずつ載せているので、気になった人から聴いてみるのがおすすめです。

目次

いま最も勢いのある洋楽女性アーティスト【2020年代】

まずは2020年代に入って一気に存在感を増した顔ぶれから。いま海外のチャートやフェスを騒がせているのは、このあたりのアーティストです。

Olivia Rodrigo(オリヴィア・ロドリゴ)

Olivia Rodrigo – good 4 u

2021年、当時18歳で発表した『drivers license』1曲で世界的なスターになったアメリカのシンガーソングライター。ディズニー作品出身という経歴も含めて、テイラー・スウィフトの再来と語られることの多い人です。

デビューアルバム『SOUR』(2021年)はピアノバラードからポップパンクまで振れ幅が大きく、10代特有の生々しい感情がそのまま音になっています。2022年のグラミー賞では最優秀新人賞を含む3部門を受賞しました。

2枚目の『GUTS』(2023年)では明確にロック側へ舵を切り、ライブバンドとしての評価も高めています。いま最も「次のスーパースター」に近い場所にいる一人です。

SZA(シザ)

SZA – Kill Bill

2010年代後半以降のR&Bを語るうえで欠かせない存在。デビュー作『Ctrl』(2017年)で、恋愛における不安や嫉妬を飾らない言葉のまま歌うスタイルを確立しました。

5年ぶりとなった2枚目『SOS』(2022年)は全23曲という大作で、R&Bだけでなくポップパンクやフォークまで飲み込んだ内容。収録曲『Kill Bill』は2023年に全米シングルチャート1位を獲得しました。

アルバムは長期にわたってチャート上位に居座り続け、いまや世界的なヘッドライナー級のアーティストです。

Doja Cat(ドージャ・キャット)

Doja Cat – Say So

ラップも歌もこなす、アメリカのマルチな才能。ネット発のアーティストらしく、SNSでの立ち回りも含めて存在そのものがエンターテインメントです。

上の『Say So』(2020年)はTikTokをきっかけに爆発し、ニッキー・ミナージュを迎えたリミックスで全米シングルチャート1位を獲得しました。

ディスコ寄りのポップスから、攻撃的なラップまで作品ごとに顔を変えるタイプ。『Planet Her』(2021年)、『Scarlet』(2023年)と、そのたびに評価を更新し続けています。

Sabrina Carpenter(サブリナ・カーペンター)

Sabrina Carpenter – Espresso

子役出身のシンガーソングライター。長い下積みを経て、2024年に一気にトップスターの位置まで駆け上がりました。

軽やかなポップスに、皮肉とユーモアの効いた歌詞を乗せるスタイルが持ち味です。先行シングル『Espresso』はその年の夏を象徴する曲になり、『Please Please Please』とともに大ヒットしました。

アルバム『Short n’ Sweet』(2024年)は、70年代のソフトロックやカントリーの手触りを取り入れつつ、あくまで現代的なポップスに仕上げているバランス感覚が見事です。

Chappell Roan(チャペル・ローン)

Chappell Roan – Good Luck, Babe!

2023年のデビューアルバム『The Rise and Fall of a Midwest Princess』が、発売から1年近くかけてじわじわと火がつき、世界的なブレイクにつながったという珍しい経緯の持ち主です。

80年代シンセポップの華やかさ、ドラァグカルチャーを取り込んだ演出、そして中西部の田舎町で育ったクィアの若者としての実感。この3つが同時に鳴っているのが強みです。

上の『Good Luck, Babe!』は2024年の代表曲。フェスでの動員が回を追うごとに膨れ上がっていった様子は、近年でも屈指の痛快なサクセスストーリーでした。

Charli xcx(チャーリー・エックスシーエックス)

Charli xcx – 360

イギリス出身。長くポップスの裏方や実験的なハイパーポップの旗手として知られてきましたが、2024年のアルバム『BRAT』で一気に時代の中心に躍り出ました。

蛍光グリーンのジャケットが世界中のSNSを埋め尽くし、「brat summer」という言葉まで生んだ文化現象に。中身は硬質なクラブ・ミュージックで、けっして聴きやすいだけの音ではありません。

それでいて、承認欲求や嫉妬、友人の死といった生々しい感情を隠さず歌っているのが強い。2025年のブリット・アワードで最優秀アルバム賞を受賞しています。

Megan Thee Stallion(メーガン・ジー・スタリオン)

Megan Thee Stallion – Savage

テキサス州ヒューストン出身のラッパー。2020年代の女性ラップシーンを牽引する存在です。

上の『Savage』(2020年)はTikTokで爆発的に広がり、ビヨンセを迎えたリミックスで全米シングルチャート1位を獲得。同年のグラミー賞では最優秀新人賞を受賞しました。

低く据わった声と圧倒的なフロウ、そして「Hot Girl」というスローガンで自己肯定を歌うスタイルが特徴。日本のアニメ好きを公言していることでも知られています。

ROSALÍA(ロザリア)

ROSALÍA – Berghain feat. Björk & Yves Tumor

スペイン出身。フラメンコの伝統を出発点にしながら、レゲトンやエレクトロニカを取り込むという他に例のないスタイルで世界的な評価を得ています。

『EL MAL QUERER』(2018年)、『MOTOMAMI』(2022年)と作品ごとに評価を上げ、2025年11月の『LUX』ではロンドン交響楽団と共演。オペラやバロックまで飲み込んだスケールで、各国メディアの年間ベストで軒並み1位を獲得しました。

ポップスとして聴いても、現代音楽として聴いても面白い。英語圏以外のアーティストが世界の中心に立てることを証明した一人です。

人気の洋楽女性アーティスト

ここからは、ここ10年ほどで人気を確立し、いまも第一線で活動しているアーティストを紹介します。名前を知らなくても、曲を聴けば「これ知ってる」となるはずです。

Taylor Swift(テイラー・スウィフト)

Taylor Swift – Shake It Off

若者から絶大な人気を誇るのは、テイラーですね。音楽だけでなく、その美貌とファッションで女性の支持を集めています。

2008年に発売したセカンドアルバム『Fearless』はグラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞し、これは当時史上最年少でした。2014年に発売したアルバム『1989』は1週間で128万枚を売り上げる大ヒット。収録曲の『Shake It Off』『Bad Blood ft. Kendrick Lamar』『Blank Space』はビルボードの首位を獲得しています。一つのアルバムからこれだけNo.1ヒットが出るのは凄いですね。

その後も勢いは止まらず、『folklore』『evermore』『Midnights』『The Tortured Poets Department』とヒットを重ね、最優秀アルバム賞の受賞は史上最多の4回に。2023年から2024年にかけての「The Eras Tour」は史上初めて総収入10億ドルを突破したツアーとなりました。

また、旧作の権利をめぐる争いから、過去のアルバムを自ら録音し直す「Taylor’s Version」という前例のない試みも成功させています。

Katy Perry(ケイティ・ペリー)

Katy Perry – Roar

大ヒットを連発するヒットメーカー、ケイティ・ペリー。特に凄いのが2010年のアルバム『Teenage Dream』です。このアルバムからビルボードNo.1のヒットが5曲も出ているんです。1枚のアルバムから5曲のNo.1というのはマイケル・ジャクソンの『Bad』に並ぶ記録で、女性アーティストとしては史上初の快挙でした。

『Roar』『Firework』『Dark Horse』など、一度聴けば口ずさめる曲ばかり。2015年にはスーパーボウルのハーフタイムショーに出演し、視聴者数の記録も打ち立てました。

2018年から2024年までは『American Idol』の審査員も務め、近年はアルバム『143』(2024年)を発表。2025年12月には7年ぶりとなる来日公演も実現しています。

Cardi B(カーディ・B)

Cardi B, Bad Bunny & J Balvin – I Like It

SNSでの人気からラッパーへ転身し、実力で黙らせてしまった人。2018年のデビューアルバム『Invasion of Privacy』は、女性ソロアーティストとして初めてグラミー賞の最優秀ラップ・アルバム賞を受賞しました。

上の『I Like It』はBad BunnyとJ Balvinを迎えたラテントラップで、その後のラテン音楽ブームを先取りしていた1曲です。

歯に衣着せぬ発言と、貧困層から成り上がったという背景もあって、単なるヒットメーカー以上の支持を集めています。

Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)

Billie Eilish – bad guy

兄フィニアスと自宅の寝室で作った曲で世界を制圧してしまった、恐るべき才能。2019年のデビューアルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』は、翌年のグラミー賞で主要4部門を独占しました。

低音を強調した最小限のビートと、囁くように歌うボーカル。音数が異常に少ないのに強烈な個性になっているのが凄いところです。

その後も『Happier Than Ever』(2021年)、『HIT ME HARD AND SOFT』(2024年)と評価を重ね、映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』と『バービー』の主題歌で2度のアカデミー賞歌曲賞も受賞しています。

Carly Rae Jepsen(カーリー・レイ・ジェプセン)

Carly Rae Jepsen – I Really Like You

カナダ出身。2012年の『Call Me Maybe』が世界的な大ヒットとなり、一躍有名になりました。

一発屋で終わりそうなところを、アルバム『E•MO•TION』(2015年)で音楽メディアからの評価を一気に獲得。80年代シンセポップを下敷きにした良質なポップスを作り続けており、熱心なファンが多い人です。

Ariana Grande(アリアナ・グランデ)

Ariana Grande – no tears left to cry

4オクターブとも言われる声域を持つ、現在のポップス界を代表する歌い手。ホイッスルボイスを使いこなす歌唱力は他の追随を許しません。

『Sweetener』(2018年)でグラミー賞の最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞。わずか半年後に発表した『thank u, next』では、公私にわたる出来事を全部曲にしてしまうという開き直りが痛快でした。

近年は『Eternal Sunshine』(2024年)を発表しつつ、映画『ウィキッド』でグリンダ役を演じるなど俳優としても高い評価を得ています。

Ariana Grande – 7 rings

Dua Lipa(デュア・リパ)

Dua Lipa – New Rules

ハスキーで低音の効いた歌声が特徴のイギリスのシンガーソングライター。2017年の『New Rules』で一気にトップスターの座に駆け上がりました。

2020年のアルバム『Future Nostalgia』は、70〜80年代のディスコを現代のプロダクションで鳴らし直した傑作。ロックダウン中に「家で踊れる音楽」として世界中に広がり、グラミー賞の最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞しました。

2023年には映画『バービー』に出演し『Dance The Night』もヒット。2024年の『Radical Optimism』を経て、グラストンベリーのヘッドライナーも務めています。

Adele(アデル)

Adele – Hello

歌の力だけで世界を制圧してしまう人。2011年のアルバム『21』は全世界で3,000万枚を超える売上を記録し、翌年のグラミー賞で主要3部門を含む6部門を受賞しました。

『25』(2015年)は、ストリーミング配信を行わなかったにもかかわらず初週で全米338万枚という前代未聞の数字を叩き出しています。上の『Hello』のMV公開時の反響も凄まじいものでした。

2021年には離婚を主題にした『30』を発表。こちらも全世界で1位を獲得し、「出せば必ず売れる」という稀有な存在であり続けています。

Rihanna(リアーナ)

Rihanna – Bitch Better Have My Money

カリブ海のバルバドス出身。全米シングルチャート1位は通算14曲、グラミー賞は9部門で受賞という、とんでもない実績の持ち主です。

ダンスホールからエレクトロ、ロックまでアルバムごとに音を作り変えていく手つきが持ち味。2016年の『ANTI』が現時点での最新アルバムです。

近年は音楽以外での存在感が大きく、化粧品ブランド「Fenty Beauty」の成功で女性ミュージシャンとして初のビリオネアに。2023年にはスーパーボウルのハーフタイムショーに出演し、史上最多の視聴者数を記録しました。

Lady Gaga(レディー・ガガ)

Lady Gaga – Poker Face

2008年の『Just Dance』『Poker Face』で一気にシーンの中心へ。奇抜な衣装とパフォーマンスばかりが語られがちですが、根っこにあるのは圧倒的な歌唱力とピアノの腕前です。

2018年には映画『アリー/スター誕生』で主演を務め、主題歌『Shallow』でアカデミー賞歌曲賞を受賞。俳優としても確かな評価を得ました。

2025年にはダークなエレクトロポップに回帰したアルバム『MAYHEM』を発表。ブルーノ・マーズとの『Die With A Smile』(2024年)も世界的な大ヒットとなりました。

Lady Gaga, Bradley Cooper – Shallow

Selena Gomez(セレーナ・ゴメス)

Selena Gomez – Lose You To Love Me

ディズニー・チャンネル出身で、歌手・俳優・実業家と幅広く活動しています。SNSのフォロワー数でも常に世界最上位クラスの人物です。

上の『Lose You To Love Me』は彼女にとって初の全米シングルチャート1位。飾らないバラードで、聴く人の側の経験がそのまま重なるタイプの曲です。

近年はドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』での演技が高く評価され、化粧品ブランド「Rare Beauty」の経営者としても成功を収めています。

Selena Gomez – The Heart Wants What It Wants

Ellie Goulding(エリー・ゴールディング)

Ellie Goulding – Love Me Like You Do

イギリス出身。透明感のある独特の声質が最大の武器で、EDM系プロデューサーとの相性も抜群です。

上の『Love Me Like You Do』は映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の主題歌として世界的な大ヒットとなり、日本でもCMなどで頻繁に使われました。

カルヴィン・ハリスとの『Outside』やクリーン・バンディットとの『Mama』など、コラボでの仕事も数多く残しています。

Beyoncé(ビヨンセ)

Beyoncé – Drunk in Love ft. JAY-Z

デスティニーズ・チャイルド時代を含めれば四半世紀以上、世界の音楽シーンの中心に立ち続けてきた人。パワフルな歌声と圧倒的なダンス・パフォーマンスは唯一無二です。

2023年にはグラミー賞の史上最多受賞記録を更新。さらに2025年には『Cowboy Carter』で悲願の最優秀アルバム賞を獲得しました。

近年はハウスに振り切った『Renaissance』(2022年)、カントリーに挑んだ『Cowboy Carter』(2024年)と、キャリア20年を超えてなお最も冒険的な作品を出し続けています。

Zara Larsson(ザラ・ラーソン)

Zara Larsson – Lush Life

スウェーデン出身。10歳のときにオーディション番組で優勝したという経歴の持ち主です。

上の『Lush Life』はヨーロッパを中心に大ヒット。クリーン・バンディットとの『Symphony』でも知られています。

北欧らしい洗練されたポップスと、堂々とした歌声。日本での知名度はまだ高くありませんが、ヨーロッパでは確固たる地位を築いています。

Meghan Trainor(メーガン・トレイナー)

Meghan Trainor – All About That Bass

2014年の『All About That Bass』が世界的な大ヒット。50〜60年代のドゥーワップを下敷きにしたレトロなサウンドと、体型を気にする必要はないというメッセージが受け入れられました。

翌年のグラミー賞では最優秀新人賞を受賞。ソングライターとしての能力も高く、他のアーティストへの楽曲提供も手掛けています。

Jess Glynne(ジェス・グリン)

Clean Bandit – Rather Be ft. Jess Glynne

イギリス出身。クリーン・バンディットの『Rather Be』でフィーチャーされたことをきっかけに、一気に知られる存在になりました。

その後ソロでも成功を収め、全英シングルチャート1位を何曲も獲得。ソウルフルで伸びのある歌声が持ち味です。

Jess Glynne – Hold My Hand

P!nk(ピンク)

P!nk – Just Give Me A Reason ft. Nate Ruess

2000年のデビュー以来、20年以上第一線で活動を続けているアメリカのシンガー。ロック寄りの力強い歌声と、飾らない性格で愛されています。

ライブでは空中ブランコのようなアクロバットを歌いながらこなすという、他に例のないパフォーマンスでも有名。歌が一切ブレないのが恐ろしいところです。

Miley Cyrus(マイリー・サイラス)

Miley Cyrus – Wrecking Ball

ディズニー・チャンネルの『ハンナ・モンタナ』で子役スターとなり、その後のイメージ転換で大きな話題を呼びました。

カントリー、ポップス、ロックと作品ごとに軸足を変えられるのが強みで、しゃがれた低音の歌声は一度聴けば忘れられません。

2023年の『Flowers』は世界中で大ヒットし、翌年のグラミー賞で最優秀レコード賞を受賞。子役出身のアイドルから、実力で評価される歌い手へと完全に移行しました。

Miley Cyrus – Party In The U.S.A.

Iggy Azalea(イギー・アゼリア)

Iggy Azalea – Fancy ft. Charli XCX

オーストラリア出身の女性ラッパー。16歳で単身アメリカに渡ったという経歴の持ち主です。

上の『Fancy』は2014年に全米シングルチャートで7週連続1位を記録。チャーリー・エックスシーエックスをフィーチャーした、この年を代表するヒット曲になりました。

Fergie(ファーギー)

Fergie – M.I.L.F. $

ブラック・アイド・ピーズの紅一点として活躍し、ソロでも成功を収めました。

グループでは『I Gotta Feeling』『Where Is the Love?』といった世界的ヒットに参加。ソロでは『Big Girls Don’t Cry』『Glamorous』などが知られています。

Ke$ha(ケシャ)

Ke$ha – TiK ToK

2009年の『TiK ToK』で鮮烈なデビュー。全米シングルチャートで9週連続1位を記録し、2010年代のパーティーポップの入口になった曲です。

その後はプロデューサーとの法廷闘争という苦しい時期もありましたが、それを経て発表した『Rainbow』(2017年)は音楽的にも高く評価されました。

Christina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)

Christina Aguilera – Ain’t No Other Man

00年代を代表するディーヴァの一人。ブリトニー・スピアーズと同時期にデビューし、当時から歌唱力では群を抜いていました。

『Beautiful』(2002年)は、見た目や他人の評価に傷ついた人へ向けた曲として、いまも自己肯定を歌う代表格として挙げられます。

上の『Ain’t No Other Man』はビッグバンドを取り入れたレトロな1曲。彼女の声の力がいちばん分かりやすく出ています。

Alicia Keys(アリシア・キーズ)

Alicia Keys – Girl on Fire

ピアノを弾きながら歌うスタイルで00年代を駆け抜けたR&Bシンガー。クラシックの素養に裏打ちされた演奏と、伸びやかな歌声が武器です。

デビュー作『Songs in A Minor』(2001年)でいきなりグラミー賞5部門を受賞。『No One』『If I Ain’t Got You』など、いまも歌い継がれる曲を数多く残しています。

Shakira(シャキーラ)

Shakira – Waka Waka (This Time for Africa)

コロンビア出身。ラテン圏最大のスターであり、腰の動きひとつで世界を魅了してしまう人です。

上の『Waka Waka』は2010年南アフリカ・ワールドカップの公式ソング。世界中で流れ続けた、彼女の代名詞とも言える1曲です。

2023年にはビジービーツらとのコラボで再びチャートの上位に返り咲き、キャリア30年目にして健在ぶりを示しました。

Norah Jones(ノラ・ジョーンズ)

Norah Jones – Don’t Know Why

ジャズともポップスともカントリーともつかない、ゆるやかな音楽が持ち味。デビューアルバム『Come Away With Me』(2002年)は全世界で2,000万枚以上を売り上げました。

2003年のグラミー賞では主要4部門を含む8部門を受賞。派手さはありませんが、部屋で流しっぱなしにできるアルバムとしてこれ以上のものはなかなかありません。

もはやレジェンド級!の洋楽女性アーティスト

最後は、活躍のピークは少し前でも、いまなお絶大な影響力を持ち続けているレジェンドたちです。ここを押さえておくと、現在のアーティストの聴こえ方も変わってきます。

Mariah Carey(マライア・キャリー)

Mariah Carey – Hero

5オクターブとも言われる声域とホイッスルボイスで、90年代のポップス界に君臨した歌姫。全米シングルチャート1位の獲得数は、ソロアーティストとして史上最多を誇ります。

『Hero』『We Belong Together』『Without You』など名曲は数知れず。とりわけ『All I Want for Christmas Is You』(1994年)は、毎年12月になるとチャートの上位に戻ってくるという異例のロングセラーになっています。

Madonna(マドンナ)

Madonna – Vogue

「クイーン・オブ・ポップ」の称号を持つ、女性ポップスターの原型を作った人。80年代から現在まで、時代ごとに音楽性もビジュアルも作り変えながら第一線に立ち続けてきました。

『Like a Virgin』『Material Girl』『Vogue』など、ポップス史に残る曲を数えきれないほど残しています。

近年もキャリアを総括する大規模なツアーを成功させており、その体力と更新し続ける姿勢には驚かされるばかりです。

Madonna – Bitch I’m Madonna ft. Nicki Minaj

Céline Dion(セリーヌ・ディオン)

Céline Dion – My Heart Will Go On

カナダ・ケベック州出身。映画『タイタニック』の主題歌『My Heart Will Go On』は、おそらく世界で最も有名なバラードの一つでしょう。

『美女と野獣』の主題歌もそうですが、映画音楽との相性が抜群。フランス語と英語の両方で作品を出し続けてきた、稀有なキャリアの持ち主です。

2022年には難病「スティッフパーソン症候群」を公表し活動を休止していましたが、2024年のパリ五輪開会式でエッフェル塔から歌声を届け、世界中を驚かせました。

Celine Dion & Peabo Bryson – Beauty And The Beast

Lauryn Hill(ローリン・ヒル)

Fugees – Killing Me Softly With His Song

ヒップホップグループ、フージーズのメンバーとして活躍したのち、ソロに転向。

唯一のソロアルバム『The Miseducation of Lauryn Hill』(1998年)は、ヒップホップとソウルを完璧に融合させた作品として、いまも歴代最高のアルバムの一枚に数えられています。グラミー賞では5部門を受賞しました。

たった1枚でこれだけの影響力を持ってしまったという意味で、他に例のないアーティストです。

Lauryn Hill – Doo Wop (That Thing)

まとめ

洋楽の人気女性アーティストを37組紹介しました。

こうして並べてみると、90年代の歌唱力勝負のディーヴァから、00年代のポップアイコン、そして2020年代の自作自演型のシンガーソングライターへと、求められるものが少しずつ変わってきたことが分かります。

どこから聴くか迷ったら、まずは名前を知っている人の代表曲から。そこから同じ時代の別のアーティストへ広げていくと、自分の好みが見えてくるはずです。

男性アーティスト編もあるので、あわせてどうぞ。

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