Ella Langley(エラ・ラングレー)は、アメリカ・アラバマ州出身のカントリー・シンガーソングライターです。2024年にリリースした「you look like you love me」がTikTokをきっかけに爆発し、そこからわずか2年で全米シングルチャートの頂点に立ちました。いま最も勢いのあるカントリー・アーティストの一人です。
声はしゃがれていて低く、歌い方はカントリーというよりサザン・ロックに近い。歌詞では未練も後悔も酒の失敗も隠さず、タイトルすら小文字で「hungover(二日酔い)」と名乗ってしまう。取り繕わない、その姿勢がそのまま音になっているアーティストです。
この記事では、エラ・ラングレーの経歴を整理したうえで、EP・アルバムを発表順にたどりながら代表曲を1曲ずつ紹介していきます。カントリーをあまり聴いてこなかった方でも入りやすい曲から並べているので、名前を最近知ったという方にもおすすめです。
Ella Langley(エラ・ラングレー)とは?
アラバマの牧草地から、ナッシュビルのライターズ・ラウンドへ
エラ・ラングレーは1999年5月3日、アメリカ・アラバマ州ホープハルの生まれ。本名はエリザベス・カミール・ラングレーです。音楽好きな家族のもと、2人の兄弟と姉妹に囲まれて育ちました。学校では「気が散る子」と見なされ、中学1年にあたる学年までの6年間はモンゴメリーで自宅学習をしています。
音楽との出会いは、地元のサザンバプテスト教会での歌と、家族や近所での気ままなセッションでした。ピアノの前で祖父の隣に座り、「Frog Went a-Courting」を一緒に歌うのが好きだったといいます。その祖父が亡くなったあと、14歳の彼女のために父が祖父のギターに弦を張り替えました。その晩、彼女はボブ・マーリーの「Three Little Birds」のコードを調べ、独学で弾けるようになります。練習の相手は、家の前の牛の放牧場でした。
2016年、地元ホープハルのフーパー・アカデミーの学内タレントショーで初めて人前に立ちます。高校時代はトランポリンパークで働いて活動資金を稼ぎ、地元のライブハウスに出演しながら2017年に卒業。トロイ大学に合格したのちオーバーン大学へ移り、林学を専攻しました。
2017年には叔母と共作した初めての曲「Clear the Clouds」を書き、2018年に初シングル「Perfect」をリリース(初期の音源は後に配信から取り下げられています)。2019年にナッシュビルへ移住し、ソングライターたちが順番に曲を披露する「ライターズ・ラウンド」に通い詰めました。2021年にソニー・ミュージック・パブリッシング・ナッシュビルと出版契約を結び、2023年2月17日にはグランド・オール・オプリに初出演。その翌週、ソニー・ミュージック・ナッシュビル/コロンビア・レコードとレコード契約を交わします。ここからが、彼女の本格的なキャリアの始まりでした。
プロフィール
| 本名 | エリザベス・カミール・ラングレー(Elizabeth Camille Langley) |
| 生年月日 | 1999年5月3日 |
| 出身地 | アメリカ・アラバマ州ホープハル |
| 拠点 | テネシー州ナッシュビル(2019年〜) |
| ジャンル | カントリー、サザン・ロック |
| デビュー | 2018年(シングル「Perfect」)/2023年(EP『Excuse the Mess』) |
| 所属レーベル | Sony Music Nashville / Columbia |
| 影響を受けたアーティスト | スティーヴィー・ニックス、ウィリー・ネルソン、1970〜80年代のロックバンド |
サザン・ロックとフォークが混ざった歌声
彼女が影響源に挙げるのは、フリートウッド・マックのスティーヴィー・ニックスと、カントリーの大御所ウィリー・ネルソンです。理由として語っているのは、二人の「飾らない、正直な書き方」。加えて1970〜80年代のロックバンドのステージングにも強く惹かれてきたと話しており、その混ざり具合がそのまま音楽性になっています。
実際、彼女の曲はカントリーの型に収まりきりません。スティール・ギターやフィドルが鳴っていても、根っこにあるのはサザン・ロックのざらついた質感と、フォークの素朴なメロディ。声は年齢に対して驚くほど低く、擦れています。この声質があるおかげで、酒場の失恋話を歌っても妙に説得力が出るのです。
もう一つの特徴は、書き手としての強さです。彼女は自分の曲だけでなく、エル・キングのアルバム『Come Get Your Wife』に5曲、ランナウェイ・ジューンのシングル「Make Me Wanna Smoke」などを提供してきました。ナッシュビルのソングライター・コミュニティで実力を認められたうえで表に出てきた人であり、そこが「発掘されたシンデレラ」型のスターとは決定的に違う点です。
数字で見るエラ・ラングレー
最初の転機は2024年でした。リリー・グリーンを迎えた「you look like you love me」がTikTokで拡散し、Billboard Hot 100に初登場。同曲はCountry Airplayチャートで1位に到達し、2024年にこのチャートの首位を獲得した唯一の女性アーティストとなりました。同年のCMAアワードでは、ミュージカル・イベント・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
そして2025年10月にリリースした「Choosin’ Texas」が、彼女の立ち位置を一段変えました。Hot 100で自身初の1位を獲得し、通算19週にわたって首位をキープ。これはリル・ナズ・Xの「Old Town Road」やシャブージーの「A Bar Song (Tipsy)」と並ぶ、クリスマス系を除く楽曲としては歴代最長タイの記録であり、女性カントリー歌手としては史上最長の首位在位です。
さらにこの曲は、Hot 100・Hot Country Songs・Country Airplayの3つのチャートで同時に1位を記録した初の女性アーティストの楽曲となりました。オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランドでも1位、イギリスでも3位に到達しています。
2026年4月リリースの2ndアルバム『Dandelion』はBillboard 200に初登場1位。女性を主体としたカントリーの新作アルバムとしては、史上最大のストリーミング初動を記録しました。同作からの「Be Her」はHot 100で最高2位まで上がりましたが、1位を阻んだのは自身の「Choosin’ Texas」。女性のカントリー・アーティストがトップ2を同時に独占したのも、これが史上初の出来事でした。
Ella Langleyのおすすめ曲・アルバム
ここからは、EPとアルバムを発表順にたどりながら代表曲を紹介していきます。最後に、他のアーティストとのコラボ曲もまとめました。
EP『Excuse the Mess』(2023年)
2023年5月19日リリース、全8曲のデビューEP。レコード契約を結んで最初の作品にあたります。タイトルは直訳すると「散らかっててごめん」。自分の人生の散らかりようをそのまま差し出す、という宣言のようなタイトルです。
チャート的にはまだ目立った動きはありませんでしたが、いま聴くと後の作品にある要素はほぼ揃っています。ざらついた声、酒と男と後悔、そしてロック寄りのギター。後半にはアコースティック曲を2曲並べる構成も、次作『hungover』に引き継がれました。
『Excuse the Mess』
EPの表題曲。散らかった部屋と散らかった自分をそのまま重ね、「片付いてない私で悪いけど」と開き直る曲です。派手なフックはありませんが、彼女がどういう立ち位置で歌う人なのかが最初の30秒で分かります。まずここから聴き始めると、後の曲の理解がはやくなるはずです。
『That’s Why We Fight (with Koe Wetzel)』
2023年4月21日にリリースされた、テキサス出身のコー・ウェッツェルとのデュエット。別れきれない二人が言い争いを繰り返す様子を、男女の掛け合いで生々しく描きます。翌2024年のCMTミュージック・アワードでコラボレイティブ・ビデオ・オブ・ザ・イヤーにノミネートされ、彼女の名前が業界の外にも届き始めた一曲です。
『Country Boy’s Dream Girl』
2022年10月にプロモーション・シングルとして先行公開されていた曲。「田舎の男が夢に見るような女」になりきれない自分を歌った内容で、カントリーが繰り返し描いてきた理想像に対する、まっすぐな返答になっています。EP期の彼女を象徴する一曲です。
収録曲
- Make Me Wanna Smoke
- Excuse the Mess
- Could've Been Her
- That's Why We Fight (with Koe Wetzel)
- Country Boy's Dream Girl
- Hell of a Man
- Where You Left It (acoustic)
- Don't We All (acoustic)
1st Album『hungover』(2024年)
2024年8月2日リリース、全14曲のデビュー・アルバム。タイトルもトラック名もすべて小文字で統一されており、その表記自体が「気取らない」という彼女のスタンスを表しています。プロデュースは主にウィル・バンディが担当しました。
初登場時の順位はBillboard 200で77位、Top Country Albumsで11位と、決して派手なスタートではありません。ところが収録曲の1つがTikTokで火がつき、状況が一変します。同年11月1日にデラックス盤『still hungover』が出ると、アルバムはBillboard 200に49位で再浮上しました。時間差で売れていったという意味で、いまのカントリー市場の売れ方をよく表した一枚です。
『you look like you love me (feat. Riley Green)』
彼女のキャリアを決定づけたブレイク曲。バーで声をかけてきた男に「あなた、私を好きになりそうな顔してる」と言い放つ会話劇で、リリー・グリーンとの掛け合いがそのまま口説きの場面になっています。2024年6月21日に先行公開されるとTikTokで爆発的に広まり、Hot 100に初登場53位でランクイン。最終的にHot 100で30位まで上がり、Country Airplayチャートでは1位を獲得しました。2024年にこのチャートを制した女性は彼女だけです。同年のCMAアワードではミュージカル・イベント・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
『nicotine』
別れた相手への執着を、ニコチン依存になぞらえた曲。「体に悪いと分かっているのにやめられない」という比喩自体は珍しくありませんが、彼女の擦れた声で歌われると、比喩ではなく実感として響きます。アルバムの中でもっともサザン・ロック寄りで、ギターの鳴りが気持ちいい一曲です。
『hungover』
アルバムの1曲目にして表題曲。二日酔いの朝、昨夜の記憶をたどりながら「まだあなたに酔いが残っている」と歌います。酒と失恋を重ねる手法はカントリーの王道ですが、みじめさを笑い飛ばさず、そのまま置いておくのが彼女のやり方。このアルバムのトーンを最初に決める曲です。
収録曲
- hungover
- i blame the bar
- you look like you love me (feat. Riley Green)
- nicotine
- love you tonight
- better be tough
- paint the town blue
- cowboy friends
- girl who drank wine
- monsters
- people change
- closest to heaven
- cowgirl don't cry (acoustic)
- broken in (acoustic)
デラックス盤『still hungover』(2024年)
2024年11月1日にリリースされたデラックス盤。オリジナルの14曲に5曲を追加した全19曲構成です。ブレイクの直後というタイミングで出されたこともあり、追加曲のほうが本編より知られている、という珍しい状態になりました。
『weren’t for the wind』
デラックス盤の目玉となった曲で、2024年10月に先行公開され、2025年1月2日にカントリー・ラジオへ送られました。風がなければ根を張れたのに、という比喩で、離れていく相手と自分の弱さを歌います。Hot 100で18位まで上昇し、これが当時の自己最高位に。Country Airplayでは自身2曲目の1位となりました。第60回ACMアワードでのライブ演奏も高い評価を受けた一曲です。
デラックス盤『still hungover』の追加収録曲
- girl you're taking home
- weren't for the wind
- 20-20
- made it out of mexico (acoustic)
- monologue
2nd Album『Dandelion』(2026年)
2026年4月10日リリースの2ndアルバム。全18曲で、プロデュースにはベン・ウェストとともにミランダ・ランバートが参加しています。デビュー作からの2年弱を「急がず作りたい」と語り、あえてリリースを2026年まで遅らせたことを本人が明かしていました。
アルバムは1曲目と最終曲に「Froggy Went a Courtin’」のイントロとアウトロを配置しています。これは幼い頃、亡き祖父のピアノの隣で一緒に歌っていた曲。自分の音楽の出発点で作品全体を挟むという、はっきりした意図のある構成です。
Billboard 200に初登場1位で入り、自身初の全米1位アルバムに。女性を主体としたカントリーの新作としては、史上最大のストリーミング初動を記録しました。ツアー「The Dandelion Tour」では前座をすべて女性アーティストで固め、ガブリエラ・ローズ、ケイトリン・バッツ、エイヴリー・アンナらが帯同しています。
『Choosin’ Texas』
2025年10月17日にリリースされた先行シングルであり、彼女の最大のヒット曲です。ミランダ・ランバート、ルーク・ディック、ジョイベス・テイラーとの共作で、ランバートはコーラスでも参加しています。相手が自分ではなくテキサスを選んだ、という失恋を、乾いた口調で淡々と歌うのが凄みです。Hot 100で通算19週1位という、女性カントリー歌手として史上最長の記録を樹立しました。
『Be Her』
2026年3月23日にカントリー・ラジオへ送られた2ndシングル。ハーディやジョーダン・シュミットらとの共作です。「あなたが望むあの人になれたら」という願いと諦めが同居する曲で、Hot 100では最高2位を記録。1位を阻んだのが自身の「Choosin’ Texas」だったため、女性のカントリー・アーティストとして初めてトップ2を独占するという記録になりました。この曲名を冠したフレグランスも2026年4月に発売されています。
『Dandelion』
2026年1月30日に公開された表題曲。タンポポ(dandelion)は、綿毛が風で飛ばされてどこかへ根を下ろす植物です。自分の意思では行き先を選べない、という比喩を軸に、これまでの歩みを静かに振り返ります。アルバムの中心にある一曲で、Hot 100でも27位まで上がりました。
『Bottom of Your Boots』
シングルカットこそされていないものの、アルバム発売週にHot 100で20位まで上がった人気曲。「あなたのブーツの底にこびりついた泥」に自分をたとえる、身も蓋もない自己評価の歌です。アップテンポでライブ映えする曲でもあり、ファンからの評価が特に高い一曲です。
『Butterfly Season (feat. Miranda Lambert)』
アルバムのプロデュースにも関わったミランダ・ランバートとのデュエット。ランバートは2000年代以降の女性カントリーを牽引してきた存在で、その人と対等に歌い合っているという事実自体が、彼女の現在地を示しています。世代の異なる二人の声質の違いが、そのまま曲の起伏になっている一曲です。
収録曲
- Froggy Went a Courtin' (intro)
- Dandelion
- Choosin' Texas
- We Know Us
- Low Lights
- Be Her
- You & Me Time
- Loving Life Again
- Bottom of Your Boots
- Speaking Terms
- I Gotta Quit
- It Wasn't God Who Made Honky Tonk Angels
- Last Call for Us
- Broken
- Somethin' Simple
- Butterfly Season (feat. Miranda Lambert)
- Most Good Things Do (acoustic)
- Froggy Went a Courtin' (outro)
他アーティストとのコラボ曲
彼女はデュエットの名手としても知られています。相手のジャンルを問わないのが特徴で、ここでは代表的な3曲を紹介します。
『Don’t Mind If I Do (Riley Green feat. Ella Langley)』
ブレイク曲「you look like you love me」で組んだリリー・グリーンとの2度目のデュエットで、グリーンのアルバム表題曲でもあります。前作が出会いの場面だったのに対し、こちらはその後の関係を描く続編のような内容。Country Airplayチャートで1位を獲得し、彼女にとって3曲目のカントリー・ラジオ制覇となりました。Hot 100でも23位に到達しています。
『Hell at Night (BigXthaPlug feat. Ella Langley)』
テキサス州ダラスのラッパー、BigXthaPlugのアルバム『I Hope You’re Happy』からの一曲で、2025年8月8日リリース。ヒップホップとカントリーを正面から混ぜた「カントリー・ラップ」で、Hot 100で26位を記録しました。ラップのヴァースに彼女のしゃがれた歌声が乗ると、両ジャンルの相性の良さが分かります。カントリーの外へ彼女の名前を広げた一曲です。
『I Can’t Love You Anymore (with Morgan Wallen)』
2026年4月24日リリース、モーガン・ウォレンとの初めての共演曲です。『Dandelion』のリイシュー盤にボーナストラックとして収録されました。彼女はウォレンのツアーに前座として何度も帯同しており、その関係がようやく音源として形になった一曲。互いに擦れた声を持つ二人が、もう愛せないと言い合う構図が効いています。
受賞歴と、カントリー界での立ち位置
受賞の数は、ブレイクからの短さを考えると異例です。2025年のACMアワードでは新人女性アーティスト賞を獲得し、「you look like you love me」でシングル・オブ・ザ・イヤー、ミュージカル・イベント・オブ・ザ・イヤー、ビジュアル・メディア・オブ・ザ・イヤーの3部門も受賞しました。同年のCMAアワードでも、同じ曲でシングル・オブ・ザ・イヤー、ソング・オブ・ザ・イヤー、ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤーを制しています。
2026年はさらに突き抜けました。ACMアワードでは女性アーティスト賞とアーティスト・ソングライター賞を獲得し、「Choosin’ Texas」でシングルとソングの両部門、「Don’t Mind If I Do」でミュージック・イベント部門も受賞。アメリカン・ミュージック・アワードでは最優秀カントリー女性アーティストとベスト・カントリー・ソングを、iHeartRadioミュージック・アワードではベスト・ニュー・カントリー・アーティストを受賞しています。
彼女の位置づけを考えるうえで象徴的なのが、『Dandelion』に収録された「It Wasn’t God Who Made Honky Tonk Angels」です。原曲は1952年のキティ・ウェルズの録音で、ソロ女性アーティストとして史上初めてカントリー・チャートの1位を獲得した曲。不実な男が不実な女を作るのだ、と歌ったこの曲は、ドリー・パートンやロレッタ・リンら後の世代への道を開いたとされています。この曲を取り上げること自体が、自分をどの系譜に置くかという表明になっています。
ライブの面では、モーガン・ウォレンの複数のツアーや、ダークス・ベントレー、ジョン・パーディ、エリック・チャーチといった大物の前座を務めてキャリアを積んできました。自身のヘッドライン公演も2024年の「Hungover Tour」以降、規模を拡大し続けています。
音楽以外では、2025年にセント・ジュード小児研究病院の寄付キャンペーンに参加。2026年にはアメリカン・イーグルのデニム広告のイメージキャラクターに起用されました。自身がキリスト教徒であること、そしてうつやインポスター症候群に悩んできたことを公に語っている点でも、等身大の言葉で発信するアーティストです。
まとめ
エラ・ラングレーは、カントリーの伝統的な題材——酒、失恋、田舎町、後悔——をそのまま扱いながら、それをサザン・ロックの手触りと擦れた低音で鳴らすアーティストです。取り繕わない歌詞と、飾らない表記。その一貫した姿勢が、ジャンルの外の聴き手にも届きました。
最初の1曲に迷ったら、まずは「Choosin’ Texas」を。彼女の最大のヒットであり、いまのカントリーがどこまでポップスに近づいているかが分かります。その次は、ブレイクのきっかけになった「you look like you love me」へ。男女の会話劇として聴くと、歌詞が分からなくても十分に楽しめます。
アルバムで通して聴くなら、まずは2ndの『Dandelion』から。祖父との思い出の曲で全体を挟む構成も含めて、作品としての完成度が高い一枚です。そのうえで原点を確かめたくなったら、デラックス盤の『still hungover』へ戻ってみてください。
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