Christina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)は、アメリカ出身の女性シンガーです。4オクターブとも言われる声域と、音を細かく揺らすメリスマ唱法を武器に、2000年代のポップシーンを代表する「歌姫」として君臨してきました。
ティーンポップのアイドルとしてデビューしながら、わずか3年でそのイメージを自ら壊し、『Beautiful』のような普遍的なメッセージソングを歌い上げる——キャリアの振れ幅の大きさも、このアーティストの魅力です。
この記事では、経歴を整理したうえで、デビュー作から2022年のスペイン語アルバムまで、代表曲を1曲ずつ紹介していきます。
Christina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)とは?
ミッキーマウス・クラブからディーバへ
本名はクリスティーナ・マリア・アギレラ。1980年12月18日、ニューヨーク州スタテンアイランドで生まれました。父はエクアドル出身、母はアイルランド系アメリカ人で、このルーツがのちにスペイン語アルバムへとつながっていきます。
1993年から1994年にかけて、子ども向け番組『ミッキーマウス・クラブ』に出演。ブリトニー・スピアーズ、ジャスティン・ティンバーレイク、俳優のライアン・ゴズリングらと同じ時期に在籍していたことは有名な話です。
本格的な転機は1998年、ディズニー映画『ムーラン』の主題歌『Reflection』への起用。この歌声がレーベルの目に留まり、翌1999年にデビューアルバム『Christina Aguilera』を発表します。『Genie in a Bottle』が全米1位を獲得し、一気にトップスターの仲間入りを果たしました。
しかし本人は、当時のティーンポップ路線に強い違和感を抱えていました。その反動が、2002年の『Stripped』という形で爆発します。以降は『Back to Basics』でジャズやブルースに挑み、『Bionic』でエレクトロへ振れ、『Liberation』でR&Bとヒップホップに戻り、『Aguilera』ではスペイン語で歌う——と、一作ごとに違う顔を見せ続けています。
「歌姫」と呼ばれる理由
クリスティーナの最大の武器は、やはり声そのものです。4オクターブに及ぶ声域を持ち、低音から地声のハイトーン、さらにホイッスルボイスまで自在に使い分けます。
特徴的なのが、1音を細かく揺らしながら歌い上げるメリスマ唱法。マライア・キャリーやホイットニー・ヒューストンから受け継いだこのスタイルを、彼女は10代のうちに自分のものにしていました。
ただし単なる技巧派ではなく、『Beautiful』のように、ほとんど歌い崩さずまっすぐ歌う曲でこそ本領を発揮するのもこの人の面白さ。技術を「見せる」曲と「隠す」曲の両方を持っているのが、長く第一線にいられる理由でしょう。
数字で見るクリスティーナ・アギレラ
スタジオアルバムは9枚。デビュー作『Christina Aguilera』は全世界で1,400万枚以上、アメリカだけで900万枚を超える売上を記録し、いまも彼女の最大のヒット作です。
グラミー賞は5回受賞。2000年の最優秀新人賞に始まり、『Lady Marmalade』『Beautiful』『Ain’t No Other Man』『Say Something』と、時代の違う4曲でトロフィーを手にしています。2022年には『Aguilera』でラテン・グラミー賞の最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバム賞も受賞しました。
全米シングルチャート1位は『Genie in a Bottle』『What a Girl Wants』『Come on Over Baby』『Lady Marmalade』『Moves Like Jagger』の5曲。1990年代・2000年代・2010年代と、3つの年代で1位を獲得した数少ない女性アーティストのひとりです。
クリスティーナ・アギレラのおすすめ曲・アルバム
ここからは代表的な6枚のアルバムを時系列でたどりながら、代表曲を1曲ずつ紹介していきます。最後にコラボレーションの名曲もまとめました。
1st Album『Christina Aguilera』(1999年)
1999年8月24日リリースのデビューアルバム。初週25万枚超で全米アルバムチャート1位を獲得しました。
内容はきらびやかなティーンポップで、同時期のブリトニー・スピアーズと並べて語られることも多い1枚です。ただし歌の説得力は当時から桁外れで、18歳とは思えない歌唱がすでに随所に刻まれています。
全世界で1,400万枚以上を売り上げ、アメリカでは9×プラチナ認定。2000年のグラミー賞では最優秀新人賞を受賞しました。
『Genie in a Bottle』
デビューシングルにして、全米シングルチャートで5週連続1位を獲得した大ヒット曲。「ボトルの中の魔人」を自分になぞらえた、少し思わせぶりな歌詞が印象的です。
打ち込みのビートとファルセットを効かせたサビは、いま聴くと完全に90年代末の音。ビーチで撮られたMVとあわせて、当時の空気をまるごと閉じ込めた1曲です。ここから彼女のキャリアが始まりました。
『What a Girl Wants』
2枚目のシングルで、こちらも全米1位を獲得。デビュー曲に続く連続1位で、一発屋ではないことを早々に証明しました。
軽快なアコースティックギターに、細かく転がすボーカルを乗せた曲。サビの歌い回しに、のちの彼女を予感させる技巧がすでにのぞいています。2024年にはデビュー25周年を記念して、サブリナ・カーペンターを迎えたライブ・バージョンも公開されました。
収録曲
- Genie in a Bottle
- What a Girl Wants
- I Turn to You
- So Emotional
- Come On Over (All I Want Is You)
- Reflection
- Love for All Seasons
- Somebody's Somebody
- When You Put Your Hands on Me
- Blessed
- Love Will Find a Way
- Obvious
4th Album『Stripped』(2002年)
2002年10月22日リリース。ティーンポップのイメージを自ら壊しにいった、キャリア最大の転換点となる作品です。
タイトルの「Stripped」は「剥ぎ取られた」という意味。本人は「感情的に丸裸になって、心と魂を開くこと」と語っています。それまでのマネジメント体制を離れ、制作の主導権を自分が握った最初のアルバムでもあります。
リンダ・ペリー、スコット・ストーチ、アリシア・キーズらを迎え、ポップ、R&B、ソウル、ロック、ラテンまで20曲・約78分に詰め込んだ大作。全米2位、全世界で1,200万枚以上を売り上げ、いまや彼女の代表作として語られています。
『Beautiful』
リンダ・ペリーが書き下ろした、クリスティーナ最大の代表曲。「言葉になんか傷つけられない、私は美しい」と歌う、自己肯定のアンセムです。2004年のグラミー賞で最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞しました。
摂食障害や性的少数者など、生きづらさを抱える人々を映したMVも当時としては踏み込んだ内容で、いまも支持され続けています。派手な歌い回しを抑え、声の芯だけで聴かせる構成が見事。1曲だけ聴くならこれです。
『Dirrty (feat. Redman)』
アルバムの先行シングルにして、イメージ転換を強烈に宣言した1曲。ラッパーのレッドマンを迎えたハードなヒップホップ寄りのトラックです。
露出の多い衣装で踊るMVは当時大きな物議を醸しましたが、「作られたアイドル像を壊す」という目的は完全に達成されました。賛否ごと歴史に残った、キャリアの分岐点となる曲です。
『Fighter』
ロック色の強いギターリフに乗せて、「あなたのおかげで私は強くなれた」と皮肉まじりに歌い上げるナンバー。自分を傷つけた相手への逆襲の歌です。
終盤に向けて感情が爆発していく構成で、彼女の声の強さがもっとも分かりやすく出ている曲でもあります。『Beautiful』の静と対をなす、動の代表曲です。
収録曲
- Stripped Intro
- Can't Hold Us Down (feat. Lil' Kim)
- Walk Away
- Fighter
- Primer Amor Interlude
- Infatuation
- Loves Embrace Interlude
- Loving Me 4 Me
- Impossible
- Underappreciated
- Beautiful
- Make Over
- Cruz
- Soar
- Get Mine, Get Yours
- Dirrty (feat. Redman)
- Stripped Pt. 2
- The Voice Within
- I'm OK
- Keep on Singin' My Song
5th Album『Back to Basics』(2006年)
2006年8月9日リリースの2枚組アルバム。1920年代から1950年代のジャズ、ブルース、ソウルを現代の技術で再構築するという、意欲的なコンセプト作です。
ディスク1はDJプレミアやマーク・ロンソンらが参加し、古い音源のサンプリングにヒップホップのビートを重ねた内容。ディスク2はリンダ・ペリーを中心に、往年のハリウッドを思わせる生演奏でまとめられています。
初週34万6,000枚で全米1位。イギリスやドイツなど15か国以上でも1位を獲得しました。彼女の圧倒的な歌唱力がもっとも活きるジャンルに挑んだ、評価の高い1枚です。
『Ain’t No Other Man』
アルバムの先行シングルで、全米6位を記録。2007年のグラミー賞で最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞しました。
ブラスが炸裂するビッグバンド調のトラックに、ソウルフルな歌声が重なる高揚感が最高です。MVでは1920年代風のセットで「ベイビー・ジェーン」という別人格を演じており、アルバムの世界観がそのまま映像化されています。
『Hurt』
亡くした人へ「もっと話しておけばよかった」と語りかけるバラード。ディスク2を代表する1曲です。
サーカスを舞台にしたMVも含めて、静かに始まり最後は絞り出すように歌い上げる構成が圧巻。歌唱力を堪能したいなら、まずこの曲を聴いてみてください。
収録曲(Disc 1)
- Intro (Back to Basics)
- Makes Me Wanna Pray (feat. Steve Winwood)
- Back in the Day
- Ain't No Other Man
- Understand
- Slow Down Baby
- Oh Mother
- F.U.S.S. (Interlude)
- On Our Way
- Without You
- Still Dirrty
- Here to Stay
- Thank You (Dedication to Fans…)
収録曲(Disc 2)
- Enter the Circus
- Welcome
- Candyman
- Nasty Naughty Boy
- I Got Trouble
- Hurt
- Mercy on Me
- Save Me from Myself
- The Right Man
6th Album『Bionic』(2010年)
2010年6月4日リリース。エレクトロポップとフューチャーポップに大きく舵を切った、未来志向のアルバムです。
ポロウ・ダ・ドンやシーア、リンダ・ペリーに加え、レディトロンやル・ティグラといったエレクトロ/インディー勢まで参加。ニッキー・ミナージュやピーチズも客演しており、当時としてはかなり冒険的な布陣でした。
イギリスでは1位、アメリカでは3位を記録。発売当時の批評は賛否が割れましたが、その後は先進的な内容が再評価され、いまではカルト的な人気を誇る1枚になっています。
『Not Myself Tonight』
アルバムの先行シングル。「今夜の私はいつもの私じゃない」と歌う、ダンスフロア直結のエレクトロナンバーです。
過激なMVを含め、『Dirrty』以来のイメージ刷新を狙った1曲。当時は同時期のレディー・ガガと比較されることも多かったのですが、声の押し出しの強さは彼女ならでは。エレクトロの音に負けない歌が聴きどころです。
収録曲(通常盤)
- Bionic
- Not Myself Tonight
- Woohoo (feat. Nicki Minaj)
- Elastic Love
- Desnudate
- Love & Glamour (Intro)
- Glam
- Prima Donna
- Morning Dessert (Intro)
- Sex for Breakfast
- Lift Me Up
- My Heart (Intro)
- All I Need
- I Am
- You Lost Me
- I Hate Boys
- My Girls (feat. Peaches)
- Vanity
8th Album『Liberation』(2018年)
2018年6月15日リリース。前作『Lotus』(2012年)から6年ぶりとなる、復帰作にあたるアルバムです。
カニエ・ウェスト、アンダーソン・パーク、マイク・ディーンらが制作に参加し、R&Bとヒップホップを軸にソウル、レゲエ、トラップまで取り込んだ内容。本人は「結局のところ、私はソウルシンガーなんです」と語っています。
全米6位、スペインでは1位。デミ・ロヴァート、ゴールドリンク、タイ・ダラー・サイン、2チェインズらが客演し、翌年のグラミー賞では2曲がノミネートされました。
『Fall in Line (feat. Demi Lovato)』
デミ・ロヴァートを迎えた、アルバム最大の聴きどころ。「言われたとおりに列に並ぶな」と、女性に押しつけられる型を拒否するメッセージソングです。
世代の違う歌唱力自慢の2人が、後半でひたすら歌い合う展開が圧巻。グラミー賞の最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス部門にもノミネートされました。
『Accelerate (feat. Ty Dolla $ign, 2 Chainz)』
カニエ・ウェストがプロデュースした先行シングル。スカスカのビートの上を、ささやくようなボーカルが這っていく実験的な1曲です。
歌い上げないクリスティーナ、という意味でキャリアでも珍しいタイプの曲。歌唱力で押すだけの人ではないことがよく分かります。
収録曲
- Liberation
- Searching for Maria
- Maria
- Sick of Sittin'
- Dreamers
- Fall in Line (feat. Demi Lovato)
- Right Moves (feat. Keida & Shenseea)
- Like I Do (feat. GoldLink)
- Deserve
- Twice
- I Don't Need It Anymore (Interlude)
- Accelerate (feat. Ty Dolla $ign & 2 Chainz)
- Pipe (feat. XNDA)
- Masochist
- Unless It's with You
9th Album『Aguilera』(2022年)
2022年5月31日リリース。2000年の『Mi Reflejo』以来、22年ぶり2作目となる全編スペイン語のアルバムです。
「La Fuerza(強さ)」「La Tormenta(嵐)」「La Luz(光)」という3つのEPを束ねた三部作構成で、エクアドル系という自身のルーツに正面から向き合った作品になっています。
2022年のラテン・グラミー賞で最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバム賞を受賞し、年間最優秀アルバム賞にもノミネート。翌年のグラミー賞でも2部門でノミネートされました。
『Pa Mis Muchachas (with Becky G, Nicki Nicole feat. Nathy Peluso)』
アルバムの先行シングル。ベッキー・G、ニッキ・ニコル、ナティ・ペルソというラテン圏の女性アーティストを集めた、「私の女の子たちのために」と歌うアンセムです。
フラメンコの手拍子を思わせるリズムに、4人が代わる代わる歌い継いでいく構成が痛快。アメリカのポップスターがルーツに帰るという物語そのものが、この曲に説得力を与えています。
収録曲
- Ya Llegué
- Pa Mis Muchachas (with Becky G & Nicki Nicole feat. Nathy Peluso)
- Somos Nada
- Santo (with Ozuna)
- Como Yo
- La Reina
- Suéltame (with Tini)
- Brujería
- Traguito
- Cuando Me Dé la Gana
- Te Deseo lo Mejor
- Cuando Me Dé la Gana (with Christian Nodal)
- Intro (La Luz)
- No Es Que Te Extrañe
コラボレーションの代表曲
クリスティーナは他アーティストとの共演でも数々のヒットを残しています。ここでは特に重要な3曲を紹介します。
『Lady Marmalade』Christina Aguilera, Lil’ Kim, Mýa, P!nk(2001年)
映画『ムーラン・ルージュ』のために作られた、1974年のヒット曲のカバー。全米シングルチャートで5週連続1位を獲得し、2002年のグラミー賞も受賞しました。
4人がそれぞれの武器で歌い競う構成で、クリスティーナは終盤のロングトーンを担当。豪華絢爛なMVとともに、2000年代初頭を象徴する1曲になっています。
『Moves Like Jagger』Maroon 5 ft. Christina Aguilera(2011年)
マルーン5との共演曲で、全米1位を獲得した大ヒット。オーディション番組『ザ・ボイス』でアダム・レヴィーンと共にコーチを務めていた縁から生まれました。
口笛のフックがあまりにも有名で、日本でも街中で流れまくった1曲。この曲のヒットにより、彼女は1990年代・2000年代・2010年代の3つの年代で全米1位を獲得した数少ない女性アーティストとなりました。
『Say Something』A Great Big World & Christina Aguilera(2013年)
ピアノとチェロだけで進む、静かで美しいバラード。2015年のグラミー賞で最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞を受賞しました。
ここでのクリスティーナは、技巧をほとんど封印して寄り添うように歌っています。派手な歌唱で知られる人が引き算で見せた1曲として、彼女の懐の深さがもっともよく表れた曲かもしれません。
『The Voice』とラスベガス — 歌手としての現在地
2011年、クリスティーナはアメリカのオーディション番組『ザ・ボイス』の初代コーチのひとりに就任します。以降はシーズン1・2・3・5・8・10に参加し、シーズン10では自チームのアリサン・ポーターを優勝に導きました。
歌の技術を言葉で説明できる審査員として存在感を発揮し、番組をきっかけに彼女を知った若い世代も少なくありません。同じくコーチだったアダム・レヴィーンとの縁が『Moves Like Jagger』を生んだことも、すでに触れたとおりです。
2019年5月からは、ラスベガスのプラネット・ハリウッド内ザッポス・シアターでレジデンシー公演『Christina Aguilera: The Xperience』を開催。2020年3月までに25公演が行われました。大規模なワールドツアーよりも、作り込んだステージを一か所で見せる——という近年の彼女らしい選択です。
2020年には、ディズニーの実写版『ムーラン』のために『Loyal Brave True』を書き下ろし、22年前に歌った『Reflection』も再録音しました。デビューのきっかけとなった曲に、キャリアを重ねた声で改めて向き合った形です。
2024年にはデビュー25周年を記念して、サブリナ・カーペンターやmgk(マシンガン・ケリー)を迎えた『What a Girl Wants』『Genie in a Bottle』のライブ・バージョンを公開。新作アルバムについては本人がたびたび示唆しているものの、この記事の執筆時点では正式な発表はありません。
まとめ
クリスティーナ・アギレラは、ティーンポップのアイドルとして出発しながら、自分の手でそのイメージを壊し、ジャズにもエレクトロにもスペイン語にも挑んできた歌手です。振れ幅の大きいキャリアを貫いているのは、結局のところ「声」という一本の軸でした。
最初の1曲に迷ったら、まずは『Beautiful』を。技巧を抑えてまっすぐ歌うこの曲に、彼女の本質が詰まっています。
そこから『Fighter』で声の強さを、『Ain’t No Other Man』でソウルシンガーとしての実力を、『Say Something』で引き算の表現を確かめてみてください。アルバムを通して聴くなら、まずは『Stripped』から。20曲で78分と長めですが、彼女がなぜ特別な存在なのかが一気に分かる1枚です。
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