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2025年の洋楽ヒット曲まとめ|おすすめ人気曲・名曲特集

※本記事にはプロモーションが含まれます。

2025年にヒットした洋楽をまとめました。

ケンドリック・ラマーがスーパーボウルのステージからチャートを制圧し、カントリーがついに主流の中心に居座り、Netflixのアニメ映画から生まれた曲が全米1位を8週続ける——そんな1年でした。同時に、新人の顔ぶれが一気に入れ替わった年でもあります。

POP、HIP HOP、R&B、カントリー、K-POP、ラテンまで、ジャンルを問わず幅広く紹介します。2024年から居座り続けたロングヒット(「Die with a Smile」「A Bar Song (Tipsy)」など)は前年のまとめで扱っているため、ここでは2025年に動いた曲を中心に並べました。

並び順はおおむねヒットの規模順です。1曲ずつ動画を載せているので、上から流していけばそのまま2025年のプレイリストとして使えます。気になった曲から聴いてみてください。

2025年の洋楽ヒット曲

Kendrick Lamar & SZA – luther

HIP HOP / R&B

年間チャート2位。ビルボードのシングルチャートで通算13週にわたって1位を守り、2025年で最も長く首位に君臨した曲になりました。

ルーサー・ヴァンドロスとシェリル・リンによる名曲をサンプリングした、驚くほど甘いトラック。前年の『Not Like Us』のような攻撃性とは正反対の、SZAとの相性の良さだけで成立している1曲です。2025年2月のスーパーボウル・ハーフタイムショーでの共演が、そのままチャートの独走につながりました。

Alex Warren – Ordinary

POP

年間チャート7位。通算10週にわたって全米1位を獲得し、2025年のソロアーティストとしては最長の首位在位となりました。

もとはSNS発のクリエイターとして知られていたアレックス・ウォーレンが、賛美歌のようなコード進行と、絞り出すような声だけで書き上げた大出世曲。結婚式で歌われることを完全に想定した曲作りで、2025年に最も「聴こえてきた」曲のひとつでした。

HUNTR/X – Golden

K-POP / POP

年間チャート25位。Netflixのアニメ映画『KPop Demon Hunters』の劇中歌で、架空のグループ「HUNTR/X」名義の曲としてビルボードのシングルチャートで8週にわたって1位を獲得しました。

ガールグループ名義の曲が全米1位に立つのは、デスティニーズ・チャイルド(2001年)以来という記録的な出来事。歌っているのはEJAE、オードリー・ヌナ、レイ・アミの3人です。映画も配信作品として世界的な現象になり、「音楽が映像作品から生まれてチャートを制する」という2025年の流れを象徴する1曲になりました。

Taylor Swift – The Fate of Ophelia

POP

2025年10月に発表されたアルバム『The Life of a Showgirl』のリードトラック。ビルボードのシングルチャートで8週にわたって1位を獲得し、年末のチャートを完全に支配しました。

タイトルはシェイクスピア『ハムレット』のオフィーリアから。「あの結末から救い出してくれた」と歌う、明快なポップソングです。リリースが年の後半だったため年間チャートの順位は伸びませんでしたが、2025年の後半をまるごと持っていった曲でした。

Chappell Roan – Pink Pony Club

POP

年間チャート10位。2020年に発表された曲が、5年越しに大ヒットするという異例の経路をたどりました。

ロサンゼルスのクラブでダンサーになる夢を歌った、キラキラした80年代風のポップソング。2024年のブレイクで注目が集まり、グラミー賞のステージでの披露をきっかけに一気に主役の位置まで押し上げられました。チャペル・ローンというアーティストの原点そのものの曲です。

Morgan Wallen – Love Somebody

COUNTRY

年間チャート11位。2025年のカントリー勢を象徴する存在、モーガン・ウォレンの代表曲のひとつになりました。

ざらついた声で「誰かを愛したい」と歌う、飾りのないミディアムナンバー。彼は2025年の年間トップ50に複数曲を送り込み、カントリーがもはや「一ジャンル」ではなく主流ポップスの中心になったことを数字で示しました。

Morgan Wallen ft. Tate McRae – What I Want

COUNTRY / POP

年間チャート27位。ビルボードのシングルチャートに初登場1位で登場しました。

カントリーのモーガン・ウォレンと、ポップスのテイト・マクレエという意外な組み合わせ。ジャンルの垣根が完全になくなった2025年のチャートを、1曲でそのまま説明してしまうようなコラボレーションでした。

Sabrina Carpenter – Manchild

POP

年間チャート38位。ビルボードのシングルチャートに初登場1位で登場した、アルバム『Man’s Best Friend』の先行シングルです。

「いい年をした子どもみたいな男」を軽やかに笑い飛ばす、皮肉たっぷりのポップソング。前年の「Espresso」「Please Please Please」から続く彼女の話術がさらに研ぎ澄まされ、2025年も主役級の位置を維持しました。

Gracie Abrams – That’s So True

POP / SINGER SONGWRITER

年間チャート14位。SNSでの拡散から一気に広がり、彼女にとって最大のヒット曲になりました。

元恋人の新しい相手を思い浮かべながら毒を吐く、という身も蓋もない歌詞が刺さる1曲。囁くように歌い出してサビで一気に開ける構成が、テイラー・スウィフト以降の女性シンガーソングライター像を更新しました。

The Weeknd & Playboi Carti – Timeless

R&B / HIP HOP

年間チャート16位。ザ・ウィークエンドが「三部作の完結」と位置づけたアルバム『Hurry Up Tomorrow』からのヒット曲です。

プレイボーイ・カルティを迎え、重心の低いトラップビートの上で余裕たっぷりに歌う1曲。従来の耽美な路線とは違う、荒々しい質感が新鮮でした。

Kendrick Lamar – tv off

HIP HOP

年間チャート15位。アルバム『GNX』からの1曲で、スーパーボウルのステージでも披露されました。

途中でビートが切り替わり、「マスタード!」と叫ぶ瞬間が世界中で真似されたことでも有名になりました。プロデューサーの名前を呼ぶだけのフレーズが2025年最大のミームになる、というのが今のヒップホップの面白さです。

Morgan Wallen – I’m the Problem

COUNTRY

年間チャート13位。同名のアルバム『I’m the Problem』のタイトル曲で、2025年のカントリーを代表する1枚の中心にある曲です。

「悪いのは全部おれだ」と認めてしまう歌詞が、彼のこれまでの騒動と重なって独特の説得力を持ちます。37曲入りという長大なアルバムから、これだけの曲がチャートに残り続けたのは驚異的でした。

Sabrina Carpenter – Taste

POP

年間チャート19位。前年発売の曲ながら、2025年に入っても長く聴かれ続けたロングヒットです。

ジェナ・オルテガと共演したホラー映画パロディのミュージックビデオが、曲以上に話題になりました。三角関係を血みどろのコメディに変えてしまうユーモアが、彼女の持ち味です。

Kendrick Lamar – squabble up

HIP HOP

年間チャート20位。こちらも『GNX』からのヒット曲です。

デビー・デブの1983年のエレクトロ曲をサンプリングし、西海岸の匂いを全開にしたトラック。ケンドリックは2025年の年間トップ50に複数曲を送り込み、1人のラッパーがシーンをここまで支配した年は近年ありませんでした。

SZA ft. Kendrick Lamar – 30 for 30

R&B / HIP HOP

年間チャート21位。SZAのアルバム『SOS Deluxe: LANA』に収録された、ケンドリック・ラマーとの共演曲です。

「luther」とあわせて、この2人の相性の良さを決定づけた1曲。2025年は2人でのツアーも行われ、SZAというアーティストの存在感がさらに大きくなった年でした。

Leon Thomas – MUTT

R&B

年間チャート22位。2025年のR&Bで最も注目を集めた曲のひとつです。

歌っているのは、子役として活動していた経歴を持つレオン・トーマス。生々しいギターと生ドラムの手触りを残したトラックで、打ち込み中心だった近年のR&Bに対する回答のような1曲になりました。じっくり聴くほど良さが出る曲です。

Shaboozey – Good News

COUNTRY

年間チャート23位。前年に「A Bar Song (Tipsy)」で歴史的なロングヒットを飛ばしたシャブージーの、次の一手となった曲です。

騒がしさを引いて、素朴なアコースティックギターと歌だけで聴かせる構成。一発屋で終わらないことを証明した、静かで力強い1曲でした。

Drake – NOKIA

HIP HOP / DANCE

年間チャート24位。PARTYNEXTDOORとの共作アルバム『$ome $exy $ongs 4 U』からの曲で、2025年のドレイクを代表するヒットになりました。

タイトルどおり、ノキアの携帯電話の着信音のような音が跳ねるダンストラック。前年のケンドリックとの応酬で大きな打撃を受けたと言われながら、踊れる曲でチャートに戻ってきたのは彼らしいしたたかさです。

Billie Eilish – WILDFLOWER

POP

年間チャート26位。アルバム『Hit Me Hard and Soft』の収録曲で、シングルとして押し出されたわけではないのに、じわじわと聴かれ続けて年間上位に入りました。

元恋人の存在が頭から離れない、という後ろめたさを静かに歌う曲。派手なサビもドロップもないまま最後まで引き込む力は、いまの彼女ならではです。

Lola Young – Messy

POP / SOUL

年間チャート28位。イギリス出身のローラ・ヤングが、SNSでの拡散をきっかけに世界的なヒットへ押し上げた曲です。

「ちゃんとしろと言われるけど、私はぐちゃぐちゃなんだ」と叫ぶ、痛々しいほど正直な歌詞。かすれた声で感情を吐き出す歌い方が、取り繕わない表現を求める空気とぴたりと合いました。イギリスでも大きなヒットとなり、2025年の新しい声として広く知られる存在になりました。

Myles Smith – Stargazing

POP / FOLK

年間チャート29位。イギリス出身のマイルス・スミスが、2025年のBRITアワードでライジング・スター賞を受賞した年の代表曲です。

手拍子と足踏みが聞こえてくるようなフォーク調のアレンジに、力いっぱいのサビが乗る1曲。フェスの野外ステージで大勢が肩を組んで歌う光景がそのまま想像できる曲で、2025年のイギリス勢の勢いを象徴していました。

Ravyn Lenae – Love Me Not

R&B

年間チャート30位。シカゴ出身のレイヴン・リネイが、リリースから時間をかけてSNS経由で広げた遅咲きのヒットです。

浮遊感のあるトラックの上を、細い高音の声がすべっていく独特の質感。派手さはないのに一度聴くと耳に残るタイプの曲で、2025年のR&Bの流れを知るうえで外せない1曲になりました。

The Marías – No One Noticed

DREAM POP / INDIE

年間チャート32位。ロサンゼルスのバンド、ザ・マリアーズがアルバム『Submarine』の収録曲で見せた、時間差の大ヒットです。

ささやくようなボーカルと、ぼやけた輪郭のシンセが続く静かな曲。プロモーションではなく口コミだけでチャートを登っていった経路も含めて、2025年らしいヒットの形でした。

BigXthaPlug ft. Bailey Zimmerman – All The Way

HIP HOP / COUNTRY

年間チャート33位。テキサス出身のラッパー、ビッグエックスサプラグが、カントリー勢との融合で当てた1曲です。

低く重いラップに、ベイリー・ジマーマンのカントリー節が乗る組み合わせ。2025年はこの手のカントリー×ヒップホップが完全に定着した年で、その中心にいた曲でした。

Gigi Perez – Sailor Song

INDIE POP / SINGER SONGWRITER

年間チャート36位。ギター1本と歌だけで作られたシンプルな曲が、SNSから世界へ広がりました。

「あなたは神様みたいだ」とまっすぐに歌う恋愛の曲。飾りを削ぎ落とした録音のまま大ヒットしてしまったところに、いまのリスナーが何を求めているかがよく表れています。

Benson Boone – Sorry I’m Here For Someone Else

POP ROCK

年間チャート37位。「Beautiful Things」で一気にスターになったベンソン・ブーンの、2025年の代表曲です。

ピアノから始まってサビで爆発するという得意の型を保ちながら、より軽やかで劇的な作りに。バク宙を交えたステージパフォーマンスも含めて、2025年のフェスシーンで最も忙しいアーティストの1人でした。

Doechii – Anxiety

HIP HOP

年間チャート39位。2025年のグラミー賞で最優秀ラップ・アルバムを受賞したドゥーチーが、その勢いのまま当てた1曲です。

ゴティエの「Somebody That I Used to Know」(2011年)をサンプリングし、その上で不安や焦りを高速で吐き出していく構成。数年前の大ヒット曲が、まったく別の感情の器として生き直しています。

Tyler, The Creator ft. GloRilla, Sexyy Red & Lil Wayne – Sticky

HIP HOP

年間チャート41位。アルバム『CHROMAKOPIA』からの1曲で、豪華なゲスト陣を迎えた騒がしいポッセカットです。

マーチングバンドのようなブラスとホイッスルが鳴り続け、4人が順番にマイクを奪い合う構成。理屈より体で楽しむ種類の曲で、ライブでの盛り上がりも凄まじい1曲になりました。

sombr – back to friends

INDIE POP / ALTERNATIVE

年間チャート44位。ニューヨーク出身の新人、sombr(ソンバー)が2025年に一気に名前を広めた曲です。

「友達に戻ろう」と言われた側の未練を、ざらついたギターと震える声で歌う1曲。00年代のインディーロックを2020年代の感覚で焼き直したような手触りが、若い世代に強く刺さりました。

sombr – undressed

INDIE POP / ALTERNATIVE

年間チャート42位。「back to friends」と並んで、sombrが同じ年に2曲を年間トップ50に送り込んだうちの1曲です。

こちらはよりゆったりとしたテンポで、剥き出しの感情をそのまま差し出すような曲。新人が1年で2曲もこの規模のヒットを出すのは異例で、2025年の最大の新人といえる存在でした。

Tate McRae – Sports car

POP / DANCE

年間チャート46位。アルバム『So Close to What』からのヒット曲です。

ささやくようなボーカルと、隙間の多いビートで組み立てられたダンスポップ。ダンサー出身の彼女らしく、振り付けありきで作られたような曲で、SNSでの拡散力も抜群でした。

Zach Top – I Never Lie

COUNTRY

年間チャート43位。2025年のカントリーで最も注目された新人、ザック・トップのブレイク曲です。

90年代のカントリーをそのまま持ってきたような、フィドルとスチールギターの正統派サウンド。カントリーがポップ化していく流れの一方で、こうした「昔ながらのカントリー」も強く支持されたのが2025年の面白さでした。

Travis Scott – 4X4

HIP HOP

ビルボードのシングルチャートに初登場1位で登場した曲。アメリカンフットボールの大学王座決定戦のハーフタイムショーで初披露され、その勢いのまま首位を獲得しました。

重低音と歪んだシンセで押し切る、トラヴィス・スコットらしいトラック。曲そのものよりも「大舞台での初披露がそのまま1位につながる」という2025年の売り方が印象的な1曲でした。

Bad Bunny – DtMF

LATIN / REGGAETON

2025年1月に発表されたアルバム『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』の中心曲。タイトルは「もっと写真を撮っておくべきだった」というスペイン語の略で、失われた時間への郷愁がテーマになっています。

プエルトリコの伝統音楽プレナの要素を大胆に取り入れ、レゲトンのスターが自分のルーツへ回帰した1枚の顔となった曲。英語圏のチャート以上に、世界のストリーミングで存在感を示した2025年のラテン音楽を代表する曲です。

2025年の洋楽シーン総括

2025年のチャートを一言で言えば、「動きが少なかった年」です。年間チャートの1位が2024年8月発売の「Die with a Smile」だったことが象徴するように、前年のヒット曲が居座り続け、上位の顔ぶれがなかなか入れ替わりませんでした。ストリーミング時代になって、曲の寿命が極端に長くなったことがはっきり数字に出た年でした。

そのなかで最も強かったのがケンドリック・ラマーです。2024年11月のアルバム『GNX』と、2025年2月のスーパーボウル・ハーフタイムショーが噛み合い、「luther」「tv off」「squabble up」「30 for 30」と年間トップ50に複数曲を送り込みました。ヒップホップのアーティストが1年間これだけチャートを占有したのは近年例がありません。

もうひとつの主役はカントリーです。モーガン・ウォレンが年間トップ50に何曲も残し、シャブージー、ザック・トップ、ベイリー・ジマーマンらが続きました。カントリーはもはや「アメリカ南部のジャンル」ではなく、ポップスの中心にある選択肢になりました。

そして2025年最大の事件は、Netflixのアニメ映画『KPop Demon Hunters』から生まれた「Golden」でしょう。架空のグループの曲が全米1位を8週続け、実在のガールグループ以来の記録まで作ってしまいました。映像作品と音楽の距離がここまで近づいた年は、これまでありませんでした。

新人の層も厚い年でした。アレックス・ウォーレン、sombr、ギギ・ペレス、マイルス・スミス、ローラ・ヤング。共通しているのは、大がかりなプロモーションではなくSNSでの拡散から始まっている点、そして飾りを削いだ生々しい歌が支持されている点です。年の後半にはテイラー・スウィフトが『The Life of a Showgirl』で戻ってきて、「The Fate of Ophelia」で8週にわたって首位を独占しました。

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