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2021年の洋楽ヒット曲まとめ|おすすめ人気曲・名曲特集

※本記事にはプロモーションが含まれます。

2021年にヒットした洋楽をまとめました。

コロナ禍2年目。ライブは戻りきらないままでしたが、チャートは新しい名前で埋め尽くされました。17歳のオリヴィア・ロドリゴが年明けに衝撃を与え、TikTokが引き続きヒットの起点となり、アデルとエルトン・ジョンがベテランの底力を見せた1年です。

POP、HIP HOP、R&B、カントリー、K-POP、ロックまで、ジャンルを問わず幅広く紹介します。当時よく聴いていた人には懐かしく、知らない世代には発見があるはずです。

並び順はおおむねヒットの規模順です。1曲ずつ動画を載せているので、上から流していけばそのまま2021年のプレイリストとして使えます。気になった曲から聴いてみてください。

2021年の洋楽ヒット曲

Dua Lipa – Levitating (feat. DaBaby)

POP / DISCO

2021年の年間チャート1位。アルバム『Future Nostalgia』の収録曲を、DaBaby を迎えたリミックスとして送り出した1曲です。

ディスコのベースラインに乗せて、ひたすら気持ちよく浮遊していく作り。ビルボードのシングルチャートで最高2位ながら、1年を通してチャートに居続けたことで年間1位に立ちました。踊る場所がまだ戻ってこない年に、いちばん踊れる曲が最も聴かれたわけです。

The Weeknd & Ariana Grande – Save Your Tears (Remix)

POP

アルバム『After Hours』の収録曲に、アリアナ・グランデを迎えたリミックス。2021年4月にビルボードのシングルチャートで1位を獲得しました。

『Blinding Lights』と同じく80年代のシンセポップを下敷きにした曲で、ザ・ウィークエンドのこの時期の強さを決定づけています。

Olivia Rodrigo – drivers license

POP

2021年1月、当時17歳のオリヴィア・ロドリゴが放った衝撃の1曲。免許を取ったのに、隣に乗せたかった相手はもういない——という失恋のバラードです。

初登場でビルボードのシングルチャート1位を獲得し、8週にわたって首位を守りました。デビューシングルでこの結果は異例で、この年最大のブレイクとなりました。

Olivia Rodrigo – good 4 u

POP PUNK

同じくオリヴィア・ロドリゴの、こちらは全編ポップパンク。バラードで泣かせた次に、怒りをギターで叩きつけてきました。

ビルボードのシングルチャートで1位を獲得。2000年代のポップパンクが若い世代に再発見される流れを、決定的にした1曲です。

Doja Cat – Kiss Me More ft. SZA

POP / R&B

ドジャ・キャットとSZAによるコラボ。オリヴィア・ニュートン=ジョンの『Physical』を引用した、軽やかで色っぽい1曲です。

ビルボードのシングルチャートで最高3位。翌年のグラミー賞では最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞を受賞しました。

Silk Sonic – Leave the Door Open

SOUL / R&B

ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークが結成したユニット、シルク・ソニックのデビュー曲。70年代のソウルを、完全に当時の質感で再現しています。

ビルボードのシングルチャートで1位を獲得。翌年のグラミー賞では最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を含む4部門を制覇しました。懐古ではなく、いま作られた本物として評価された1曲です。

Lil Nas X – MONTERO (Call Me By Your Name)

POP / HIP HOP

『Old Town Road』の人という印象を完全に塗り替えた1曲。自身がゲイであることを公表した彼が、その内面をそのまま作品にしました。

ビルボードのシングルチャートで1位を獲得。地獄へ滑り降りていくミュージックビデオは大きな議論を呼びましたが、彼は一切引きませんでした。

Lil Nas X, Jack Harlow – INDUSTRY BABY

HIP HOP/RAP

ケンドリック・ラマーとの仕事で知られるプロデューサー陣が参加した、ホーンが鳴り響く1曲。ジャック・ハーロウを迎えています。

ビルボードのシングルチャートで1位を獲得。刑務所を舞台にしたミュージックビデオもまた話題になり、この年の彼の勢いを象徴していました。

Justin Bieber – Peaches ft. Daniel Caesar, Giveon

R&B

アルバム『Justice』からのシングル。ゆるく心地よいR&Bで、ダニエル・シーザーとギヴィオンが参加しています。

初登場でビルボードのシングルチャート1位を獲得しました。

BTS – Butter

K-POP / POP

前年の『Dynamite』に続く全編英語詞のシングル。こちらも初登場で全米1位を獲得し、通算10週にわたって首位を守りました。

K-POPのグループがアメリカのチャートの常連になったことを、決定づけた1曲です。

The Kid LAROI & Justin Bieber – STAY

POP

オーストラリア出身のザ・キッド・ラロイと、ジャスティン・ビーバーによるコラボ。2分半という短さで駆け抜けるハイパーポップ寄りの1曲です。

ビルボードのシングルチャートで7週にわたって1位を獲得。TikTokでの拡散も後押しになりました。

Ed Sheeran – Bad Habits

POP / DANCE

約2年ぶりの復帰シングル。アコースティックギターの人という印象から離れ、四つ打ちのダンストラックに挑みました。

全英シングルチャートで11週にわたって1位を記録。この年イギリスで最も売れたシングルになりました。

Glass Animals – Heat Waves

Alternative / INDIE

イギリスのバンド、グラス・アニマルズの1曲。もともとは2020年6月にリリースされていましたが、TikTok経由でじわじわと広まっていきました。

結果として2022年3月に全米1位に到達。チャートイン59週目での首位獲得は、当時の史上最遅記録です。「ヒットに時間がかかる」時代を象徴する曲になりました。

Adele – Easy On Me

POP / SOUL

約6年ぶりの復帰シングル。離婚を経て、幼い息子に向けて書かれた1曲です。ピアノと歌声だけで最後まで押し切ります。

初登場でビルボードのシングルチャート1位を獲得し、全英でも1位。アルバム『30』は世界中でこの年最も売れたアルバムになりました。

Olivia Rodrigo – deja vu

POP

アルバム『SOUR』からの2枚目のシングル。元恋人が新しい相手と同じことを繰り返しているのを見てしまう、という内容です。

ビルボードのシングルチャートで最高3位。彼女はこの年、デビューアルバムからの3曲をトップ5に送り込みました。

Coldplay X BTS – My Universe

POP / ROCK

コールドプレイとBTSという、まったく畑の違う2組によるコラボ。英語と韓国語が交互に出てくる構成です。

初登場でビルボードのシングルチャート1位を獲得。コールドプレイにとっては初の全米1位でした。

Elton John, Dua Lipa – Cold Heart (PNAU Remix)

POP / DANCE

エルトン・ジョンの過去の楽曲4曲をオーストラリアのPNAUが再構築し、そこにデュア・リパの歌を重ねた1曲。

全英シングルチャートで1位を獲得。当時70代のエルトン・ジョンが現役のヒットチャートに戻ってきた出来事として、大きく報じられました。

Måneskin – ZITTI E BUONI

ROCK

イタリアのロックバンド、マネスキン。この曲で2021年のユーロビジョン・ソング・コンテストを制しました。

優勝をきっかけに世界的な注目を集め、続いてカバー曲の『Beggin’』がストリーミングで爆発的にヒット。ギターロックのバンドがグローバルチャートの上位に入るという、この時期には珍しい光景を作りました。

Taylor Swift – All Too Well: The Short Film

POP / FOLK

2012年のアルバム『Red』の再録版『Red (Taylor’s Version)』に収録された、10分間のフルバージョン。自分の音源の権利を取り戻すための「Taylor’s Version」プロジェクトの中核をなす1曲です。

ビルボードのシングルチャートで1位を獲得し、10分を超える曲としては史上初の全米1位となりました。本人が監督した短編映画も同時に公開されています。

Billie Eilish – Happier Than Ever

Alternative

2ndアルバムのタイトル曲。ウクレレの弾き語りのように始まり、後半でギターとドラムが雪崩れ込んで叫びに変わります。

有名になったことの代償を歌ったアルバムの中心にある1曲で、感情の振れ幅が彼女の曲の中でも最大級です。

Cardi B – Up

HIP HOP/RAP

前年の『WAP』に続くソロシングル。硬質なビートの上で一切手を緩めずに畳みかけます。

ビルボードのシングルチャートで1位を獲得しました。

Masked Wolf – Astronaut In The Ocean

HIP HOP/RAP

オーストラリア出身のラッパーによる1曲。2019年にリリースされていたものが、TikTokをきっかけに2021年になって世界的なヒットになりました。

ビルボードのシングルチャートで6位まで上昇。この年のTikTok発ヒットを代表する存在です。

Polo G – RAPSTAR

HIP HOP/RAP

シカゴ出身のポロ・Gによる、初登場1位を獲得した1曲。アコースティックギターのループに乗せて、成功したあとの孤独を淡々と語ります。

同名のアルバム『Hall of Fame』も全米アルバムチャートで1位を獲得しました。

GIVĒON – Heartbreak Anniversary

R&B

低く深いバリトンが印象的なギヴィオンの代表曲。別れた日の記念日がまた来てしまった、という内容です。

ビルボードのシングルチャートで最高16位。じわじわとロングヒットし、彼の名前を広く知らしめました。

Saweetie – Best Friend ft. Doja Cat

HIP HOP/RAP

ソウィーティーとドジャ・キャットによる、親友を讃える1曲。派手で楽しいミュージックビデオも含めて、この年のパーティーソングの定番になりました。

ビルボードのシングルチャートで最高14位を記録しています。

Walker Hayes – Fancy Like

COUNTRY

アメリカのファミリーレストラン「アップルビーズ」のデザートを歌詞に出しただけの、ごく素朴なカントリーソング。

それが娘との踊りの動画とともにTikTokで爆発し、ビルボードのシングルチャートで3位まで上昇しました。カントリーがTikTok経由でポップチャートに入る流れの、はしりの1曲です。

Luke Combs – Forever After All

COUNTRY

アメリカで圧倒的な人気を誇るカントリー歌手、ルーク・コムズのバラード。

ビルボードのシングルチャートで2位まで上昇し、この年のカントリー勢としては最上位クラスの成績を残しました。

Tate McRae – you broke me first

POP

カナダ出身のテイト・マクレーによるブレイク曲。「先に壊したのはそっちでしょ」と静かに突き放す内容です。

2020年に出た曲が2021年にかけて広がり、全米・全英ともにトップ20入り。ダンサー出身の彼女がアーティストとして認知される転機になりました。

Maroon 5 – Beautiful Mistakes ft. Megan Thee Stallion

POP

マルーン5がメーガン・ジー・スタリオンを迎えた1曲。アルバム『Jordi』からのシングルです。

アダム・レヴィーンの伸びやかな歌とメーガンのラップが交互に来る構成で、ビルボードのシングルチャートでトップ20入りしました。

The Kid LAROI – WITHOUT YOU

POP

『STAY』より前に出ていた、ザ・キッド・ラロイのブレイク曲。ギターの弾き語りから始まる感情的な1曲です。

マイリー・サイラスを迎えたバージョンも発表され、ビルボードのシングルチャートで8位まで上昇しました。

Doja Cat, The Weeknd – You Right

POP / R&B

アルバム『Planet Her』からのシングル。ドジャ・キャットとザ・ウィークエンドという、この時期のチャートを引っ張った2人の組み合わせです。

揺れる気持ちをそのまま歌にした内容で、ビルボードのシングルチャートでトップ10入りしました。

Drake – Laugh Now Cry Later ft. Lil Durk

HIP HOP/RAP

ナイキ本社のキャンパスで撮影されたミュージックビデオが話題になった1曲。ケビン・デュラント、マーシャウン・リンチらアスリートが多数出演しています。

ビルボードのシングルチャートで最高2位。2021年のアルバム『Certified Lover Boy』へつながる時期の代表曲です。

2021年の洋楽シーン総括

2021年を一言でまとめるなら、新しい名前が一気に入れ替わった年でした。その象徴がOlivia Rodrigo(オリヴィア・ロドリゴ)です。1月に出したデビューシングル『drivers license』がいきなり8週連続で全米1位。その後も『good 4 u』『deja vu』と当て続け、デビューアルバム1枚で完全にトップに立ちました。

もうひとつの流れがポップパンクの復活です。『good 4 u』の歪んだギターも、前年のMachine Gun Kellyも、2000年代のロックを通過した音でした。この年を境に「ギターのある曲」がチャートに戻ってきます。イタリアのMåneskin(マネスキン)がユーロビジョン優勝から世界的なヒットにつながったのも、同じ空気の中の出来事です。

ベテランの復帰も目立ちました。約6年ぶりに戻ってきたAdele(アデル)の『Easy On Me』は初登場1位、アルバム『30』はこの年世界で最も売れたアルバムに。Elton John(エルトン・ジョン)はデュア・リパとの『Cold Heart』で全英1位を獲得しました。Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)がアンダーソン・パークと組んだSilk Sonicも、70年代のソウルをそのまま持ってくるという離れ業をやってのけています。

TikTok発のヒットはさらに当たり前になりました。『Astronaut In The Ocean』も『Fancy Like』も『Heat Waves』も、曲が出てから火がつくまでに1年以上かかっています。とりわけGlass Animalsの『Heat Waves』は、チャートイン59週目にして全米1位に到達しました。ヒットまでの時間が長くなるという、いまも続く傾向がはっきり見えた年です。

そしてK-POP。BTSは『Butter』で10週にわたって全米1位を守り、コールドプレイとの『My Universe』でも首位を獲得しました。前年の『Dynamite』が一度きりの出来事ではなかったことを、この年に証明しています。

一方で、Taylor Swift(テイラー・スウィフト)の「Taylor’s Version」プロジェクトも見逃せません。過去作を録り直して自分の音源を取り戻すという試みの中で生まれた『All Too Well (10 Minute Version)』は、10分を超える曲として史上初の全米1位となりました。

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