2017年にヒットした洋楽をまとめました。
ラテンポップが世界を席巻し、ヒップホップがチャートの主役になり、そしてエド・シーランが記録を塗り替えた年。いま振り返ると、2010年代後半の音楽の流れが決定づけられた1年でした。
POP、HIP HOP、R&B、エレクトロ、カントリーまで、ジャンルを問わず全33曲を紹介します。
2017年洋楽ヒット曲
Luis Fonsi – Despacito ft. Daddy Yankee
POP
夏が近くなると聴きたくなるのがラテンミュージック。この曲はまさにその決定版でした。
世界中で大ヒットを記録し、全米シングルチャートでは16週連続1位という当時の史上最長タイ記録を打ち立てました。ジャスティン・ビーバーを迎えたリミックスも含めて、ラテン音楽が英語圏のメインストリームに入り込む決定打となった1曲です。
Ed Sheeran – Shape of You
POP
さすがはエド・シーラン、ビルボードNo.1を獲得している楽曲です。2016年は活動を休止していましたが、この曲で完全復活を果たしました。
2017年の年間チャートでも1位になる大ヒット。マリンバのループと最小限のビートというシンプルな作りで、2010年代を代表するヒット曲のひとつになりました。
エド・シーランについてはこちらの記事で特集しています。
Ed Sheeran – Castle On The Hill
POP
2017年ヒットを連発しているエド・シーラン。UKのチャートでは彼の曲が上位を占拠するという事態になっています。
2017年はエド・シーランの年だったと言っても過言ではありません。
アルバム「÷」は良曲揃いなので、必聴ですね。
Post Malone – rockstar ft. 21 Savage
HIP HOP/RAP
ヒット曲を連発して当時最も勢いのあったHIP HOPアーティスト、ポスト・マローン。
2017年に発表され、翌2018年にかけて米国ビルボードを含む世界各国でNo.1を獲得する大ヒットとなりました。全米では8週連続1位を記録しています。
Ed Sheeran – Perfect
POP
2017年大活躍だったエド・シーラン。この曲もしっとりと聴ける良曲ですね。
アルバムも名曲揃いなのでかなりおすすめの一枚です。
Camila Cabello – Havana ft. Young Thug
POP
元Fifth Harmonyのメンバー、カミラ・カベロ。曲名のハバナはカミラの出身地キューバの首都です。
徐々に順位を伸ばし、ビルボードの首位を獲得しています。
Bebe Rexha – Meant to Be (feat. Florida Georgia Line)
POP
Martin Garrixとの『In The Name Of Love』がヒットして注目を集めていたビービー・レクサ。何気に私も注目していました。
こちらはアメリカでは人気の二人組Florida Georgia Lineを迎えたヒット曲です。2017年から2018年にかけて大ヒットし、ビルボードのカントリーチャートでは50週にわたって首位を守るという異例の記録を打ち立てました。
Dua Lipa – New Rules
POP
デュア・リパはイギリスのシンガーソングライターです。この曲で一気にトップスターの座に駆け上がりました。
「元カレとよりを戻さないための3つのルール」を女友達と確認し合うという内容で、ホテルの一室での群舞が印象的なMVも話題に。
その後『Future Nostalgia』(2020年)でグラミー賞の最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞し、いまや世界的なヘッドライナーです。
Sam Smith – Too Good At Goodbyes
POP
毎度しっとりと泣ける曲を出しているサム・スミスですが、この曲も彼ららしい仕上がりになっています。
2015年のグラミー賞では主要3部門を含む4部門を受賞した実力派。2018年1月には来日公演も行っています。
ZAYN – Dusk Till Dawn ft. Sia
ZYANはOne Directionの元メンバーです。ソロになってからも特に活躍が目立っていますね。
良い曲ですね。やっぱり最高です、Sia。
Cardi B – Bodak Yellow
HIP HOP/RAP
カーディ・Bはこの曲で一気に注目された女性HIP HOPアーティストです。女性ラッパーのソロ曲としては久々の全米シングルチャート1位となりました。
翌年のアルバム『Invasion of Privacy』はビルボードで首位を獲得し、女性ソロとして初のグラミー賞最優秀ラップ・アルバム賞を受賞しています。
その後も『I Like It』などのヒットを飛ばし、シーンの中心に立ち続けました。
Taylor Swift – Look What You Made Me Do
POP
2017年11月に発売されたアルバム『reputation』からの先行シングル。それまでのテイラー・スウィフトとは違う、暗く攻撃的な雰囲気の楽曲です。
それにしてもブリトニーっぽい曲だと思ったのは私だけでしょうか。全米シングルチャート1位を獲得し、ヘビが登場するMVも大きな話題になりました。
Imagine Dragons – Believer
alternative
米国ビルボードでは最高位4位。
イマジン・ドラゴンズはアメリカのオルタナティヴ・ロック・バンドです。
過去には、『Radioactive』や『Demons』などの大ヒット曲があります。
Imagine Dragons – Thunder
alternative
こちらもイマジン・ドラゴンズのヒット曲。
米国ビルボードでは最高位4位まで上昇しました。
DJ Khaled – Wild Thoughts ft. Rihanna, Bryson Tiller
HIP HOP/RAP
元ネタはサンタナの『Maria Maria』ですね。
聴いた瞬間、懐かしいなぁと思いました。
Childish Gambino – Redbone
R&B
古き良きR&Bという感じがとても良い。アルバム全体が懐かしいブラックミュージックを感じさせてたまらない。ぜひアルバム『”Awaken, My Love!”』を聴いてみましょう。
2018年のグラミー賞では年間最優秀レコード賞を含む3部門にノミネートされ、「最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス賞」を受賞しました。
映画『ゲット・アウト』の冒頭で使われたことでも知られています。
DJ Khaled – I’m the One ft. Justin Bieber, Quavo, Chance the Rapper, Lil Wayne
HIP HOP/RAP
なんとも豪華メンバー。
DJ Khaledは人気プロデューサーで、HIP HOP界の重鎮として知られています。
Zedd, Alessia Cara – Stay
Electro/Dance
ZEDDはロシア出身ドイツ育ちのDJ、音楽プロデューサー。本名はアントン・ザスラフスキーといいます。
Billboardで8位にランクインした『Clarity』や、ヘイリー・ウィリアムス(Paramoreのボーカル)をフィーチャーした『Stay the Night』、アリアナ・グランデをフィーチャーした『Break Free』のヒットがキッカケで注目されます。
Alessia Caraは『Scars To Your Beautiful』などのヒット曲で知られるカナダ出身の女性アーティストです。
Kygo, Selena Gomez – It Ain’t Me
Electro/Dance
Kygoらしい爽やかな楽曲。心地よいビートとメロディです。
Kygoの楽曲はコチラの記事で詳しく紹介しています。
Kendrick Lamar – HUMBLE.
HIP HOP/RAP
名曲・名盤の多いケンドリック・ラマーの楽曲。本作が収録されているアルバム『DAMN.』は期待を裏切らない力作。ぜひアルバムごと聴きましょう。要チェックです。
2018年の第60回グラミー賞では主要2部門を含む7部門にノミネート。「最優秀ラップ・パフォーマンス賞」「最優秀ラップ/歌唱パフォーマンス賞」「最優秀ラップ・ソング賞」「最優秀ラップ・アルバム賞」のラップ4部門を制覇し、「最優秀ミュージックビデオ賞」を加えた5部門で受賞しました。
さらに『DAMN.』は、ヒップホップの作品として初めてピュリツァー賞音楽部門を受賞しています。
Bruno Mars – That’s What I Like
R&B/SOUL
大ヒットアルバム『24K Magic』からの1曲。オーソドックスながら聴かせるR&Bに仕上がっています。
古き良きR&B。
The Weeknd – I Feel It Coming ft. Daft Punk
R&B/SOUL
本作が収録されているアルバム『Starboy』は名盤といっても過言ではありません。洋楽好きならゲットしておきたい1枚です。
2018年12月18日にはザ・ウィークエンドによる初の来日公演も行われました。
ザ・ウィークエンドについてはこの記事で詳しく紹介しています。
Katy Perry – Chained To The Rhythm ft. Skip Marley
POP
2017年筆者が一押しのポップソングはこの曲。ヒットメーカーはいまだ健在ですね。
イントロからセンスを感じる。
ケイティ・ペリーについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
French Montana – Unforgettable ft. Swae Lee
HIP HOP/RAP
フレンチ・モンタナは、アメリカ合衆国ニューヨーク州のブロンクス出身のラッパーです。
フィーチャーしているSwae Leeは、Rae Sremmurdのメンバーです。
The Chainsmokers & Coldplay – Something Just Like This
Electro/Dance
2016年は『Closer』が大ヒットした、ザ・チェインスモーカーズ。2017年もこの曲がロングヒットを記録しました。期待を裏切らない名曲となっています。
2017年4月には初のフルアルバム『Memories…Do Not Open』がリリースされました。
Coldplay(コールドプレイ)は多くのヒット曲がある人気バンドです。
ザ・チェインスモーカーズについては当ブログでも特集記事を書いています。
The Chainsmokers – Paris
Electro/Dance
こちらも上の曲と同じく2017年4月発売のアルバム『Memories…Do Not Open』に収録されています。
個人的には2017年かなりヘビロテしました。
ZAYN, Taylor Swift – I Don’t Wanna Live Forever
POP
映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』のサウンドトラックに収録されている曲です。前作『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』からもヒット曲が出ており、こちらも話題になりました。
それにしてもサントラに参加しているアーティストがすごいメンツ…。全米シングルチャートでは2位まで上昇しています。
Martin Garrix & Dua Lipa – Scared To Be Lonely
Electro/Dance
Martin Garrixはオランダの人気DJです。DJ Magの読者投票では通算5度の1位に輝いています。
コラボしているDua Lipa(デュア・リパ)は、当時はまだブレイク前。『Hotter Than Hell』『Be The One』が知られていた程度でしたが、この曲をきっかけに名前が広まっていきました。いま振り返ると、二人の後の活躍を先取りしていたような組み合わせです。
その他のMartin Garrixのヒット曲やアルバムについてはこちらの記事をご覧ください。
Sam Hunt – Body Like A Back Road
Country
カントリーソングでは異例の大ヒットでしょう。
Sam Huntは2016年の第58回グラミー賞で最優秀新人賞にノミネートされた注目のアーティスト。
Zara Larsson – I Would Like
POP
ザラ・ラーソンはスウェーデン・ストックホルム出身の女性シンガーです。
過去には『Lush Life』、『Ain’t My Fault』などのヒット曲があります。
2017年にはサマーソニックにも出演しています。
Post Malone – Congratulations ft. Quavo
HIP HOP/RAP
この時期に一気に存在感を増したHIP HOPアーティストがPost Maloneです。2018年のフジロックフェスティバルにも出演しました。
成功を掴んだことを素直に喜ぶ内容の歌詞で、全米シングルチャート8位まで上昇。QuavoはMigos(ミーゴス)のメンバーです。
Migos – Bad and Boujee ft Lil Uzi Vert
HIP HOP/RAP
Migos(ミーゴス)はラッパー3人組です。
この曲はビルボードNo.1を獲得する大ヒットを記録しています。
Rae Sremmurd – Black Beatles ft. Gucci Mane
HIP HOP/RAP
Rae Sremmurd (レイ シュリマー)はSlim JxmmiとSwae Leeの兄弟によるHIP HOPディオです。
この曲は米国ビルボードで首位を獲得しています。
2017年の洋楽シーン総括
2017年の大ヒットといえば、やはり『Luis Fonsi – Despacito ft. Daddy Yankee』でしたね。全米シングルチャートで16週連続1位を記録し、YouTubeでも当時の最多再生記録を塗り替えました。ラテン音楽が英語圏の中心に躍り出た年として記憶される1年です。
2017年に最も活躍したアーティストは、間違いなくEd Sheeran(エド・シーラン)でしょう。『Shape of You』や『Castle On The Hill』が大ヒットし、アルバム『÷』の発売直後には全英シングルチャートのTOP20のうち16曲、TOP10のうち9曲を自身の曲が占めるという、前代未聞の事態も起きました。
R&BやHIP HOPでも数々のヒット曲や人気アルバムがリリースされました。具体的にはKendrick Lamar、Childish Gambino、DJ Khaledなどが活躍しており、良いアルバムを残しています。とりわけケンドリック・ラマーの『DAMN.』は、翌年ヒップホップ作品として初のピュリツァー賞を受賞しました。
そしてPost Malone(ポスト・マローン)やCardi B(カーディ・B)といった新しいアーティストが出てきたのもこの年です。二人はその後、2010年代後半のチャートを引っ張っていく存在になりました。


















